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ユング自伝 思い出・夢・思想 1
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.9 9件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1983
  • 出版社: みすず書房
  • サイズ:20cm/290p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-622-02329-6
  • 国内送料無料

紙の本

ユング自伝 思い出・夢・思想 1

著者 C.G.ユング (著),A.ヤッフェ (編),河合 隼雄 (ほか訳)

ユング自伝 思い出・夢・思想 1

3,024(税込)

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紙の本

実は「我思う故に我在り」の人なのかも

2003/05/19 01:25

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミホ - この投稿者のレビュー一覧を見る

幼少期の家族の思い出、宗教との付き合い方から、フロイトとの出会いと別れ、夢分析の変容、そして「集合的無意識」の概念へたどり着き、それを熟成させるまでの思索の過程を、ユングが語り下ろしたのが本書。死後の出版を約束に、秘密裏にインタビューは行われたという。1人の極めて独創的な思想家の誕生と成長の様子を眺めるという意味では、ユング心理学に関心のない向きにも楽しめる部分はある。特に、フロイトの理論(抑圧の機制という考えを、夢に応用したこと)に一時は傾倒し、フロイトから息子のように認められながらも、しばらくは自分に自信がなく、また遠慮してしまって、批判ができなかったあたりは、いずこも同じゅうに、と思えて可笑しい。たとえばどのような病状でも、あるいは文化論においてまで「性欲の抑圧」を強引にみてとろうとする態度、また2人で互いに夢を分析しあう時にはユングの夢を「死への欲動」と絡めて分析し、それがユングにとっては類型的で無理のあるものとしか思えない。そうであっても、恩がある人にはなかなか反旗を翻せなかった。最後は、ユングはフロイトを神経症にかかっているとみなし、フロイトはユングを「神秘論者だ」と非難して、2人は袂を分かった。篠陰から解き放たれたユングは、独自の道を展開し始める。

集合的無意識とは、古代から人間が無意識の中に生かし続け、蓄積してきた領域で、心の基礎ともユングがみるようになった部分である。本能や元型はここに入る。個人的に獲得された部分は個人的無意識と呼ぶ。この集合的無意識こそが、共時性(にたようなことが関係のないはずの場所で同じ時に起こること)やオカルト的な現象(透視能力のある人やこっくりさんのような「実験」)を可能にしているのではないか、とユングはみている。「神秘主義者」と呼ばれる所以である。無意識は意識にあがらないもので、言葉で説明可能な領域ではない、でもあるんだ、それが私の説なんだ、という。証明はできないけれど、こう考えないと、説明できない事項って世の中で起きているでしょう、という論法だ。

もっともそこに至るまでの精神の作業は、地道で孤独だ。人を分析する前に、まず自らを分析しなければ、とユングは自分の夢について、ああだこうだと分析し、意味を見いだそうとする。関連づける意味をどこに求めたかというと、神話であり、宗教であり、歴史であり、錬金術師の作業にである。共通する性質を見いだし、集合的無意識の概念でそれらをくくる。でも人間としてはきちんと現実的でもある。大学教授であり、子供を育てる親としての実生活という足場がないと、無意識の探索だけが日常生活の全てとなってしまうと、正気ではいられなくなる、と考えていた。精神作業だけが生活となってしまい、狂気の世界へいってしまったニーチェのようになる、と。考えてみれば、フロイト師匠に長年にわたって気を遣うあたりにも、現実世界で生きる人として成熟していた人なんだということは伺えるのだけれど。要するに破天荒な天才というより、意外に、バランス感覚を持ち合わせた努力の人なのかもしれない。

面白かったのは、死後の生命についての部分。インドの、カルマの考え方にであい、西洋と東洋の死生観は集合的無意識を共有するのかどうか、迷う。仏教の輪廻転生、再生の観念と、西洋の、始めと目標をもった進化的宇宙論。私の問い、仕事は不完全で終わるが、世界がさらに先の答えを必要としたときに、私が、または私のカルマをもった人が再生するのかもしれない。でもこれ以上は立ち入れない、というにとどめる。集合的無意識の考え方は仏教と相容れる部分をもつということが分かる。日本でユング心理学が流行する訳でもある。自伝はあまたあるどの「ユング本」より先に読むべき教科書だ。

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2008/09/01 08:47

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2015/05/03 22:19

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2012/06/05 19:29

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2013/10/13 09:48

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2012/11/09 22:07

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2014/06/28 14:21

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2017/04/30 14:20

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