サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

アウトレットブック ポイント4倍キャンペーン(~2/28)

2/1 必ずもらえる!hontoサービス使い倒しキャンペーン (~2/28)

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

狂風記 上(集英社文庫)

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1985.1
  • 出版社: 集英社
  • レーベル: 集英社文庫
  • サイズ:16cm/425p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-750836-9
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

狂風記 上 (集英社文庫)

著者 石川 淳 (著)

狂風記 上 (集英社文庫)

700(税込)

ポイント :6pt

現在お取り扱いができません

狂風記 上

540 (税込)

狂風記 上

ポイント :5pt / 紙の本より160おトク

販売終了

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • Win

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

狂風記 上

702 (税込)

狂風記 上

ポイント :6pt

電子書籍をカートに入れる

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ 閲覧期限
Win XMDF 無制限

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー3件

みんなの評価3.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

万延元年のモビルスーツ

2014/10/05 07:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

桜田門外の変で暗殺された井伊直弼の家臣で、その後に無念の死を遂げたという者の子孫が、秘かにその恨みをと言っても、誰が対手とも知れずにくすぶり蠢いているところ、昭和の世になって巨大なごみの堆積所というからスモーキーマウンテンならぬ「夢の島」を思い描けばいいのか、そんな場所に住まう得体の知れない奴と出逢うに及んで、神代まで遡ろうかという因果についその気になって、ここぞとばかりに跳ね上がってしまう。伝奇小説というなら角田喜久雄とか国枝史郎とかすでに伝統としてあったはずなのだが、それらにある妖美、暗黒、謎やスリル、ゴシック趣味といったものから離れて、まったく独自の世界を築いている。
歴史上の因縁を現代に引き継いでいるのは、世間からドロップアウトしながら、その因縁自体とは無関係に世界への復讐を念じている者だ。彼らは資本とテクノロジーの支配する成長期の日本では、黙って踏みつぶされるか弱い存在でしかなく、また現実に踏みつぶされていった多くの民衆達の影なのだとも言えるだろう。
一人一人の心を有無を言わさず押し潰していく、経済という強固な目的意識に統一された日本社会でも、弱点があるとすればそれは体制に居座る、イデオロギーや権力欲に憑かれた者どもということになる。その彼らにしたところで、社長の座にしろ、憲法改正にしろ、そこに椅子があるから座りたい、票があるから掲げたいというだけで、思想も理論もなくただ一つの方向に向かって爆走していく日本社会の中で、先頭集団でありたいという強迫観念に追われているだけのようでもある。
一方で過去の光を取り戻そうとするのは、国全体の流れには乗れない人々だ。それでもこの物語が貧乏人と金持ちの階級闘争の話になったりしないのは、作者自身が陋巷に身を置いて、薄汚い路地、狭い下宿、がらの悪い安酒場に暮らす目線で、政治家、経済人、学者といった人たちを見ているからのようだ。さらによくよく目を凝らすと、それぞれの人の立場には、労働者サイドと搾取サイドに分化できるようでもあるが、人物の一人一人は階級を意識もせず自在に乗り越えて往還している。彼らの生き方は、成り上がり、反逆、腰巾着と様々なスタイルを取ってはいるが、根本的に階級差を無化しようとするところにある。男は男の武器で、女は女の武器で、時空をねじ曲げようとする者は地の底からわき出す力で、それぞれに戦いを挑む。
人々が自在に生きるように、語りもまた時代のジャーゴンを散りばめて自在であり、予言的なテクノロジーが散りばめられて、戦いの様相も科学小説とファンタジーの対決めいている。
後から来る作品として、半村良「石の血脈」はむしろ伝統的な伝奇小説の上にあって、かつ庶民の視点は石川淳にも通じるだろうが、猥雑さの部分はクリアにされている。大江健三郎「同時代ゲーム」が神話性の部分を極大化しつつも、泥臭く、また闘争的な構造を引き継いでいるように思う。軽薄さや沈鬱さをそれぞれに持ち味にしつつも、利害得失について目まぐるしく頭の働く人物達は梶山季之の造型も思い起こすし、つまり戦後の時代の一つの典型であり、幾度も繰り返される文明の復興における典型なのだろう。新しい文明が、卑俗な日常にも思索の世界にも容赦なく突き刺さってきて、信じていたものはみな壊され、流転していく先だけが結末であるという現代の激流を濃密に表しているとしたら、この文体も饒舌だの散漫どころではないわけだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2014/11/09 10:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/04/03 18:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る