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怒りの惑星
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1985.1
  • 出版社: 松籟社
  • サイズ:20cm/250p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-87984-053-X
  • 国内送料無料

紙の本

怒りの惑星 (イタリア叢書)

著者 パオロ・ヴォルポーニ (著),脇 功 (訳)

怒りの惑星 (イタリア叢書)

1,404(税込)

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  • 税込価格:13,653126pt
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紙の本

途方もない旅路−月は4つ出ている

2006/10/07 14:40

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

核戦争後の世界を描くなら、滅びゆく人類、あるいは新しい運命を切り開く人々に視点を向けそうなものだが、この作品の視点は特異だ。イタリアに着弾したミサイルによる大爆発の廃虚から這い出ることが出来たのは、サーカス団の構成員であった小人、マントヒヒ、象、鵞鳥の4人。彼らは廃墟と化した世界を生き延びるための旅に出なくてはならない。4つの生命の間に、知能や体力の差による上下関係は生じない。何をもって上下とするかの価値基準が既に吹き飛んでしまっているのだから。
既存の価値観から解放され、まったく新しい世界を生きるとしても、4人(匹、頭、羽)は昔からの顔馴染みでもあり、当然コミュ二ケーションは成立する。しなくてはならない。むろん動物は言葉が喋れないので、違う手段によるのだが、それがどのようなものか、人間同士のコミュ二ケーションに没している僕には想像もつかない。ただ本書ではそれが行われている。何かが個体間を伝播しているし、サーカスで苦役に縛られた記憶にも基づく愛情らしきものも在るように見える。
ここまで読解するのにえらい苦労なのだが(正しいかは不明)、彼らの旅は何を意味するのだろう。意味を求める必要はないのだろうが、何を目指して旅を続けるのか、これがもう理解の他だ。とにかくミサイルの落ちる前と後ではすべてが違う世界なので、それも理解する必要はないのか。イタリアから山地を越えて寒冷な方へ進むのは、アルプス越えなのかと思うが、そういった地名もいっさい出て来ない。ただ行く手は二つの、あるいは三つの、四つの月が出ている。目的も知れない旅は途方もない、西域の砂漠に踏み入る三蔵法師よりも、恒星間宇宙船よりもなお。題名の言う「怒り」は何に向けられるか。この世界は名前、それどころか言葉をも失っている。ただ4個の、人間達による束縛から解放された肉体だけがある。
果たしてこれは人間の読むものなのかというところから疑わしい。考えれば考えるほど分からなくなる。「怒り」の向かう先が僕たちなのだとしたら、読まない方がいいのかもしれない。(そんな馬鹿な)

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