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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1985.3
  • 出版社: 文化出版局
  • サイズ:22cm/252p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-579-30218-4

紙の本

デュバリー伯爵夫人と王妃マリ・アントワネット ロココの落日

著者 飯塚 信雄 (著)

デュバリー伯爵夫人と王妃マリ・アントワネット ロココの落日

税込 2,090 19pt

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

デュ・バリー夫人の人生。

2002/04/19 03:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆうり - この投稿者のレビュー一覧を見る

その昔ヴェルサイユ宮殿で王太子妃マリー・アントワネットと対立したデュ・バリー伯爵夫人の生涯を描くものです。というよりはルイ十五世治下において沈みゆくフランス王制から、完全に共和制となる過程を貴族側の視点から描いているものといったほうが正確かもしれません。
しかし、デュ・バリー夫人の書籍というものがマリー・アントワネットやフランス大革命のそれとくらべても数少ないため、個人的にはどうしてもデュ・バリー夫人の資料や肖像画の豊富さについつい注目してしまう。
「ロココの女王」と謡われたマリー・アントワネットだけでなく、彼女と対立したデュ・バリー夫人についても知りたいというかたにおすすめです。

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紙の本

激動の時代の、文化の変遷

2010/08/10 13:29

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きゃべつちょうちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

20年の長きに渡って、
ルイ15世の寵姫だったポンパドゥール夫人亡き後、
国王の心の空洞を埋めたのはまったくタイプの違う女性だった。

「あのかたは、王さまに快楽を提供するかたです」
「誰?」とデュバリー夫人を指したマリー・アントワネットの耳に
王太子妃づきのノアイユ夫人がこう囁いたという。
アントワネット関連の映画や本でたびたび目にするせりふである。

ハプスブルグ家からフランス王室へ嫁いできた
正真正銘のお嬢さまであるマリー・アントワネット。
彼女の宮廷の暮らしをよりドラマチックに語るために、
対立するデュバリー夫人は「下品」で「意地悪」に
描かれることが多い。
本書も、最初はゴシップの連続で
これはまるで「週間ヴェルサイユの噂」ではないかと思いきや、
読み進めていくうちに、あらたな史実がわかる。

デュバリー夫人は裕福な家の生まれではなかったが、
人を和ませるような癒しの雰囲気や優しさを持ち合わせており、
宮廷ではなかなかの人気者だったようだ。
もちろん国王の公式愛妾としての地位に恥じない
気品と教養も(あとづけではあるが)身に付けていた。
マリー・アントワネットとの宮廷での対立以外は
あまり多くを語られることのない永遠の脇役。
そんなデュバリー夫人の知られざる面が書かれてある。
特に、ルイ15世が崩御したあとから、断頭台に立つまでの話を
興味深く読んだ。

マリー・アントワネットについては数多くの伝記があるので
「つけたしに過ぎない」記述だ、と著者があとがきで述べているが、
アントワネットの全体をざっくり掴むにはじゅうぶんである。

「ロココの落日」というタイトルにあるとおり、
18世紀フランスから始まったロココという、一大流行の美術様式が
大革命という歴史の大きなうねりを向かえて
どのように滅びていったのかをあらわされている。
そして、ロココの王さまといわれたルイ15世の、
ひいてはブルボン王朝最後の愛妾(16世は妾を持たなかった)
であるデュバリー夫人にスポットを当てて、
フランス王政の栄枯盛衰が描き出されている。

ふたりの女性の伝記というだけでなく、
歴史と文化の変遷を掴んでいくことができるのが
最大の特色だと思う。
ロココについても、当時のヘアスタイルや服装から
絵画、建築などの芸術にいたるまで
多くのトピックが挙げられ、詳しく書かれている。

本の四分の一から上が余白になっており、
トピックの見出し、および資料の写真が載っている。
トピックひとつひとつも、あまり長くないので読みやすい。
もし、興味を感じて読み始めたなら、
最初のまるで「週間ヴェルサイユの噂」状態にはめげず、
読み進んでいってほしいと思う。

そしてフランス大革命についても色々語られる。
王政がまさに倒されようとするとき
危険を顧みずに、マリー・アントワネットのもとへと
亡命国から駆けつけたランバル公妃のエピソードは
忘れがたい。
ランバル公妃は、アントワネットの最初のお気に入りだった。
しかし策略家のポリニャック夫人がアントワネットに近づき、
その寵愛を独占してしまう。
ランバル公妃はその後、取り巻きからも遠ざかっていた。
そして10年あまりの時が過ぎ、
旧友のピンチに、なんとか力になろうとするのだ。

※マリー・アントワネットは、
生前にいくつか自作の曲を残しているのだが、
その中に、ランバル公妃の肖像画を見ながら
作った曲がある。唐沢まゆこの「アントワネット」より引用する。
「わたしのひどい言葉を許してくれ
 激しい苦しみの叫びに免じて許してくれ」
(『すてきな肖像画』橋口久子訳)
優雅な調べに乗せられて聞こえてくるソプラノは
まだ王室が華やかなりし頃、美しい宮殿の自室で
つくられたと思われる。そこから10年ののちに
こんなめぐり合わせが来ようとは、
当時のアントワネットには思いもよらないことだっただろう。





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2007/03/15 10:21

投稿元:ブクログ

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2010/08/12 21:50

投稿元:ブクログ

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