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戦中派不戦日記(講談社文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 5件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1985.8
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/541p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-183612-9
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

戦中派不戦日記 (講談社文庫)

著者 山田 風太郎 (著)

戦中派不戦日記 (講談社文庫)

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評価内訳

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青年・山田誠也から俯瞰者・山田風太郎の誕生

2001/06/17 15:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:谷池真太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 タイトルから安易に想像すると「私は兵役に取られましたが通信兵でした。ですから人殺しはしていません。戦争はとてもいやでした」というような陳腐な内容かと思われるが、そうではない。これは銃後の話であり、ある青年の青春の物語である。

 山田青年は戦争、というか、そういった状況、もっと正確に言えば、世間、に馴染めずにいた。その彼が世間と、大日本帝国という社会に心を開くことが出来たのは戦況が悪化し、日本国全体に悲観的な、閉塞感が漂い始めてからである。大空襲をうけた日、おそらく家族を亡くし、帰る家を失った女性が仲間に呟く一言「ねえ、きっといいことあるから」。山田青年はその一言に稲妻が走ったような衝撃を受ける。彼は次第に熱狂的な愛国者になっていく。ただしそれもかなり自覚的なものであるが。

 敗色濃厚ということを多くの国民が薄々感づいていた8月14日の日記には、苛烈ともいえる言葉が記されている。——我々は国民総ゲリラとなって、国土が焼土となっても抵抗すべきだ。我々はもっと辛苦を味わうべきだ。あと3年耐えれば、きっと米国は日本国の真の恐ろしさを知るだろう。そのときこそが我々の勝利なのだ。——そのような謂の事がその日の日記には記されていた。それはおそらく、山田青年にとってあるべき理想の姿だったのだろう。だが現実はその翌日に彼を裏切った。

 「我、いまだすべてを信ぜず」の一言でこの日記は締めくくられている。裏切られた青年は進駐軍や敗戦処理をする日本政府を見て、自分が信じていたものの正体を悟る。「大日本帝国」に裏切られた青年はその代償として「すべてを信」じない態度をとるようになった。それは青年・山田誠也から、俯瞰者・山田風太郎の誕生でもある。

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2007/11/04 18:19

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2008/03/13 00:37

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2011/02/03 16:00

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2015/11/24 08:49

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