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法駕籠のご寮人さん |
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紙の本
面白く読めた
2018/10/18 21:35
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投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
司馬遼太郎が36歳頃に書いた作品。兄の嫁との不倫「和州長者」、兄の仇討が明治維新になって認められなくなった侍の落ちを描いた「難波村の仇討」、料亭の女将で未亡人の相手が予想外だった「法駕籠のご寮人さん」、大泥棒と長州の間者、そしてその許嫁との関係を書いた「盗賊と間者」、二人の泥棒名人の腕自慢を争った「泥棒名人」の5編、そしてタイトルで「大坂侍」の構成になっている。「大坂侍」は大坂の川同心が幕末に幕府方について彰義隊に入ったが結局は好いた娘の親が経営している商人になるという顛末。主に幕末で男女関係が中心の短編集だが面白く読めた。