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監獄の誕生 監視と処罰
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 20件
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  • カテゴリ:一般 大学生・院生 研究者
  • 発行年月:1977
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/318,27p 図版24p
  • 利用対象:一般 大学生・院生 研究者
  • ISBN:978-4-10-506703-8
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

監獄の誕生 監視と処罰

著者 ミシェル・フーコー (著),田村 俶 (訳)

肉体をいじめる刑から魂を罰する刑へ、今日の監獄は、いかなる歴史的・社会的背景のなかに生まれ、変遷をとげてきたか。国家権力の集中機構としての監獄を、独得の考古学的手法により...

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商品説明

肉体をいじめる刑から魂を罰する刑へ、今日の監獄は、いかなる歴史的・社会的背景のなかに生まれ、変遷をとげてきたか。国家権力の集中機構としての監獄を、独得の考古学的手法により、その本質と特徴を摘出する。【「TRC MARC」の商品解説】

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紙の本

今や古典となった「権力の歴史書」

2003/03/21 17:16

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pipi姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、残虐で華々しい処刑風景から始まる。
 1757年、パリの広場で衆人環視のもとに処刑された男の断末魔の描写は、読者の目をそむけさせると同時に釘付けにもする。

 「(処刑人は)灼熱したやっとこで、まず(受刑者の)右脚の脹らはぎを、ついで腿を、右腕の上膊の二箇所を、つぎに胸をはさんだ……やっとこのこの懲らしめが終わると、……釜からひしゃくで煮えたぎるどろどろの駅をすくって、それぞれの傷口にたっぷり注いだ。こんどは、細綱でもって、繋駕用の綱を馬と、つぎに、繋駕した馬を腿と脚と腕に沿って四肢と、それぞれ結びつけた。……それぞれの馬は受刑者の四肢のそれぞれをまっすぐに全力をあげて曳いた」

 これ以上は恐ろしくて引用できない。知の考古学者フーコーは豊富な資料に基づき、こうした残虐な身体刑の実態を描写していく。
 これは猟奇書ではない。フーコーが描こうとしたのは、処罰の歴史であり、人々が権力を内面していく近代史なのだ。
 
 長い長い本にもかかわらず、豊富なエピソードで読者を飽きさせず、身体刑から拘禁刑への変遷を近代ヨーロッパ(主要にフランス)を舞台に書きつづった本書によって、わたしたちは、近代的主体は権力の支配に拝跪することによって確立された事を知る。自ら権力に服従する身体を形成することによって近代的個人は形成されたことをまざまざと見せつけられ、支配の網の目の巧緻さを思い知らされた。

 フーコーによれば、中世ヨーロッパでの身体刑の残虐さは、かえって観衆に同情心をあおり、処刑者や権力者への憎しみを生む結果すら招来したという。やがて国家は、身体刑よりも拘禁を、処罰よりも訓育をめざす。それは近代産業社会の要請でもあった。過酷な処罰よりも強固な監視・管理体制によって、支配されることを人々に内面化させたのである。権力は強圧的に禁止・抑圧することから、より狡知に人々を従順な子羊へと飼い慣らすことに戦略を変えたのだ。

 その象徴としてフーコーが大きく取り上げたのが、一望監視施設(パノプティコン)である。ベンサムが考案したこのパノプティコンが、拘禁者に対して、規律を内面化する従順な身体を育てたとフーコーは言う。さらに、その監獄的規律・訓練は、産業社会の要請によって、学校・工場・病院・軍隊でも同じように貫かれている。

 従来の権力論とは大きく異なり、支配する者とされる者との単純な二元論ではない権力論がここには描かれている。フーコーによれば、権力とは所有されるものではなく、行使されるものだ。

 発表当時の1975年には新しい権力論として絶賛された本書も、今や古典とさえいえる。だが、その深い洞察はいつ読んでも新鮮味を失っていない。

 ただ一つの不満は、文字の小ささ。1977年の初版以来、版組が変わっていないため、今時の本としては珍しく文字が小さく読みづらい。新潮社さん、なんとかしてほしい! これからも読み継がれるに違いない名著なのだから。

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2007/11/13 11:39

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2004/12/05 07:50

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