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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1984
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:16cm/345p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-314501-2
文庫

紙の本

砂漠の反乱 (角川文庫 名著コレクション)

著者 T・E・ロレンス (著),柏倉 俊三 (訳)

砂漠の反乱 (角川文庫 名著コレクション)

税込 770 7pt

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

ヒーローの資格

2001/01/20 18:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る

 映画「アラビアのロレンス」の原作となるだろうか、自伝の知恵の七柱の簡約版である。

 それにしてもヒーローの条件が、アウトサイダーで陰がありながら大きな夢をもち、一時的に華々しく成功を収めながらも若くして死ぬこととしたら、ロレンスは全ての条件が完璧なほどきちんと満たされてるなぁ。

 自分を虚飾のなかで語るあたりが、いよいよ現代のヒーローとして空疎に輝いて見えるのは寂しくもあるが...詳しくは

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紙の本

グレートゲームの詩人

2010/09/03 00:16

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

アラビアのロレンス、映画を見てないのだが、彼ってアラブの解放者、稀代の知謀家、ペテン師、はたしてその実体は、といったところか。元は「知恵の七柱」として書かれたが、その出版赤字穴埋めに簡約本として書かれたのだそうで、さらに真実の姿に迫ろうと思えばそちらを読むべきなのだろう。
むしろ本書だけで彼の実像を考察するのは無謀であろうと、「知恵」も読んではいない僕でも思う。本書では、ロレンスのアラブ到着からダマスカス解放まで数年間の道筋が丹念に記してあり、その砂漠行の苦難も、共に戦う歓びも、裏表無く述べられている。
だが書かれていない部分もまた多すぎる。なぜアラブはトルコからの独立を望んだのか、アラブの各部族の力関係はどうなっていたか。エジプトに基盤を築いた英国がアラブを支援したのはなぜか、ドイツのトルコ支援が力及ばなかったのはなぜか、スエズ運河の権益はどのように移り変わったか。それらはロレンスにどのような影響を及ぼし、ロレンスによってどう変わったか。
中東史をよく把握した上で本書を読めば多少は推察できるのだろうが、バックボーン無しでは、ただ砂漠を神出鬼没に暴れ回る怪物に過ぎない。それは痛快な物語で、オリエント征服のロマンだろうか。
世界帝国トルコの後退はあるいは時間の問題だったかもしれず、しかし石油メジャー支配のタイミングは、その後の世界の動きに大きな影響があったろう。(そういった成り行き次第では、リットン調査団もABCD包囲網も無かったかもしれない)
マクロにはそういうことがある。
さらに、ロレンス自身がどうやってこの地方の風俗に馴染んだのか、当地の人々はロレンスをどのように受け入れたのか、英軍からの資金と武器の供給の中継者としてか、それ以上のものがあったのか。
そういった欠落があるにせよ、本作には冒険の魅力が溢れている。少数の兵によるゲリラ的戦闘、鉄道や鉄橋の爆破。それはトルコ軍の目から隠れて狭隘な路を秘かに進攻する、地形も天候も困難な道のり。そこを同盟する部族の一群とともに、駱駝で疾走する。暑さと乾きの砂漠、しかし冬の夜の寒さ。オアシスの村に泊まり、テントで野営し、また夜を徹して駈ける。誇り高きアラブ兵達の勇猛さ、疲労困憊してうなだれる彼ら、勝利に歓声を上げ、掠奪に走る彼ら。それへの連帯感や尊敬を高めながら、一方で彼らを統率するロレンス。そういった叙情的な場面が、本書の魅力だろう。多くの苦痛も、残虐さもありながら、しかし人々の精神は気高く見える。
植民地支配のための怜悧な思考に身を置きながら、アラブへの共感が同居しているという二面性が、ロレンスの神秘性を生み出してもいるのかもしれない。そのエキゾチックなファンタジーとしての物語も、軍事力と資本力による世界支配の中にすでに組み込まれてしまった絵柄に過ぎないのかもしれないが、ただ素朴に受け入れてしまいたいと思わせる、儚く咲いた夢のようでもある。

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