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紙の本
被害者を探せ
2001/10/08 22:28
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投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペリー・メイスン・シリーズの1936年の第8作で、初期の傑作の1つ。本シリーズを初めて読む人にお薦めしたい話の1つでもある。
伯父が夢遊病中に人を殺すのでは…と恐れている姪。ある朝、伯父の枕元で血染めの肉切りナイフを発見して真っ青に。この姪とメイスンと友人の医師の3人が、広い邸宅で被害者を探し回る場面は、緊迫感とユーモアが絶妙にブレンドされた、本シリーズでも屈指の見せ場の1つ。「えっ、そうだったの」という真相が法廷で明らかになる終盤も、もちろん見せ場だが、ネタばらしになるので省略する。また、殺人事件とは直接関係なく、美男子の結婚詐欺師が登場するが、この思わぬ"利用法"もケッサク。初期のメイスンの"悪どさ"が良く出ている。