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パレアナの青春 改版(角川文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 16件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1986.1
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/316p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-04-221202-7
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

パレアナの青春 改版 (角川文庫)

著者 エレナ・ポーター (著),村岡 花子 (訳)

パレアナの青春 改版 (角川文庫)

605(税込)

ポイント :5pt

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

素直に喜べない大団円

2017/06/30 20:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を先に読んだ。『少女パレアナ』は未読。

どんなことにも喜びを見つける少女パレアナも13歳になる。物語の核となるのはカリウ夫人。身内を相次いで失う不幸に打ちのめされ、すっかり世間嫌いになってしまった。最初は疎んじられるパレアナ。しかし、彼女の「喜びのゲーム」と彼女を取り巻く友人たちが、次第に夫人の心を開いてゆく。

時は移りパレアナは二十歳になる。嘗ての孤児ジミーは立派な青年になり、パレアナを生涯の伴侶と考えるようになる。パレアナもジミーを愛するが、ある義務感が彼女を阻む。

最後は大団円だが、手放しで喜べない読後感が残る。下層市民への根深い差別。ジミーが「素姓の知れない卑しい者」のままだったら、パレー叔母さんはジミーとパレアナの結婚を許さなかっただろう。叔母さんを裏切れないパレアナは、泣く泣く他の男性に嫁いだかもしれない。シュトルム『みずうみ』のエリーザベトのように。

結局は金と地位が無ければ幸せになれない。ジェミーやサディのような労働者階級の子どもは、富裕層の意志一つで幸にも不幸にもなる。物語の底流にある貧困へのやり切れなさが、何とも苦い。

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紙の本

真の意味で強くなければ…

2002/05/28 17:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『少女パレアナ』の続編。
喜びの遊びで、町中に明るさをもたらしたパレアナの成長したその後の物語。足の治療の為に入院したサナトリウム。そこの看護婦・デラ=ウェザビーからの依頼でデラの姉で人付き合いの全く嫌いなカリウ夫人の屋敷に滞在することになったパレアナ。自分が特効薬の役割で依頼されたのも露知らず、持ち前の明るさと屈託の無さでボストンでも様々な友人を作りカリウ夫人の頑な心も徐々に溶かしていく。
夫人の探していた行方不明の甥っ子ジェミー=ケント。それが意外なところで関わりを持っていく事になる。
辛い事、イヤな事、思い通りにいかない事、人生は「嬉しい事ばかり」とは言えない。
それをパレアナが成人した後も「あたしはいつでも幸せです」と言えるのは、彼女が真の意味で強い人だからに他ならない。
今思うのは世界名作劇場『愛少女ポリアンナ物語』のポリアンナ(パレアナ)の年齢を、原作どおり成長させても良かったのでは?という事である。

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紙の本

文句なしで面白い!

2003/02/08 07:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はる2 - この投稿者のレビュー一覧を見る

実に久しぶりです。読書で夜を明かしたのは。
夜の12時に読み始め気が付くとふと朝の日差しが。
15年前に一度読んでひどく感動したのを覚えていますが、今読んでも面白いものは面白いですね。

本書は「少女パレアナ」の続編です。
「少女パレアナ」を夕方6時に読み始め、はためも振らず真夜中の12時に読み切り。そのまま本書も読み進み気が付くと朝の6時に。
何と言うのでしょうか、この気持ちの良い読後感は。
頑なな人々の心を溶かすパレアナの活躍。
複雑に絡み合った運命の糸が見事にほどかれスッキリとまとめられるラストシーン。
これほど読み終わって暖かい心になれる面白い小説は有りません。

「パレアナは星のような目をかがやかして答えました。」と言う最期の行を読み終えて、このフレーズが頭から離れません。
実に15年の間に話の内容はすっかり忘れておりましたが、このフレーズだけはしっかりと頭に焼き付いていました。
どうやってこう言うラストに成るのだっけ?と思いつつ読み進みました。

この作品を世に送り出してくれた著者エレナ・ホグマン・ポーターに感謝します。
よくぞパレアナの様なキャラクターをこうも見事に表現してくれました。

しかし不思議ですね15年前に読んだときは登場人物でも年の近いジミー・ペンデルトン同様主人公のパレアナに心惹かれましたが、15年経った今読み返してみると何気にやはり現在年の近いジョン・ペンデルトンに心は傾倒しカリウ婦人に心惹かれるものを感じるのです。人間は年相応の価値観を持つということでしょうか?

少女パレアナから続くこの物語は文句なしで面白いです。
私はどちらかと言うと続編である本書の方が好きですが。
本書の方がページ数が多く読み応えが有りますし、登場する人々の全てが生き生きとして輝いて見えます。
面白い物語は終わって欲しくない。ページをめくる度に残り僅かとなっていくページ数を残念がる。そんな本は滅多にありません。
私にとって本書はそんな本の中の一つです。

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2009/12/08 21:59

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2006/09/29 13:47

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2007/03/30 18:25

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2012/05/18 12:43

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2008/06/23 00:59

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2017/10/24 09:20

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2009/11/08 12:53

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2011/04/05 14:48

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2011/05/22 15:24

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2011/06/09 00:01

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2014/04/05 16:30

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2010/09/14 15:50

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