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国語元年
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1986.5
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:19cm/214p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-302319-8
  • 国内送料無料
  • フィルムコート不可

紙の本

国語元年

著者 井上 ひさし (著)

国語元年

1,134(税込)

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みんなのレビュー3件

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評価内訳

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紙の本

井上ひさし全著作レヴュー75

2011/09/20 20:36

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:稲葉 芳明 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 初出はこまつ座発行の『the座』第5号(1986年1月刊)。初演はこまつ座第5回公演1986年1月~2月、演出:栗山民也、上演劇場:紀伊國屋ホール。
 井上氏は本戯曲執筆に先立ち、一種のトライアウトをテレビで行った。つまり、1985年6月8日~7月6日までNHK総合テレビ「ドラマ人間模様」シリーズとして5回にわたって放映された『國語元年』がそれである(このテレビシナリオは中央公論社刊『日本語の世界第十巻 日本語を生きる』に収録)。舞台は明治七年(1874年)東京・麹町、主人公は文部省学務局の官吏・南郷清之輔。文部省から「全国統一話し言葉」制定を命じられた清之輔は、共通口語づくりに悪戦苦闘する。主人公が長州弁、家内と義父は鹿児島弁、女中頭は山ノ手言葉、女中は河内弁、車夫は遠野弁等々、そもそも屋敷の中で十の方言が飛び交っていて、その喜劇的混乱の中で近代日本における「日本語」の意味と意義を浮かび上がらせていく。
 大阪河内弁を話すちよという新キャラクターを登場させてはいるが、基本的な骨格はテレビと一緒である。最も大きな違いは、清之輔が「小学唱歌取調掛」として十曲から成る「小学唱歌集」を編んだという設定で、これによって『きらめく星座』で成功を収めた既成曲をふんだんに挿入する仕掛けが可能になった。
 テレビドラマを二幕の芝居に凝縮した分、展開に密度は濃くなっているが、主題の強さと明快さは何ら変わっていない。共通語を作るという国策は、結果的に方言を切り捨てる事に繋がり、ひいては地方の独自性を抹殺するという暴挙だという主張である。主人公の試みは結局無為に帰すのだが、『吉里吉里人』を典型とする<中央vs.地方>の構図が、言葉と云う井上ひさしが最も得意とする素材を扱うことで、近代日本が引き起こした矛盾と問題を浮かび上がらせている。
とは言え、余りテーマだけに囚われると硬いメッセージ芝居に映るかもしれないが、日本全国の方言が飛び交って珍騒動を引き起こす喜劇的エネルギーを十分に味わうべき芝居である。

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2014/01/05 11:47

投稿元:ブクログ

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2012/08/09 13:15

投稿元:ブクログ

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