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魔界水滸伝 11
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1986.5
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:18cm/223p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-770911-5
  • 国内送料無料
  • フィルムコート不可

紙の本

魔界水滸伝 11 (カドカワノベルズ)

著者 栗本 薫 (著)

魔界水滸伝 11 (カドカワノベルズ)

691(税込)

ポイント :6pt

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紙の本

祝復刊!それでも私はKADOKAWA NOVELS版を愛する その11

2016/02/21 17:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者言うところの、『魔界水滸伝』第一部『魔界誕生編』が、この巻をもって完結します。
当初の予定では『魔界水滸伝』自体が全7巻あるいは全10巻の話だったはずが、3部完結30巻となり、それも一時危かったところを第一部は11巻で完結したという、いつもの栗本薫です。
この巻で、人類はほぼ滅亡します。あとにはクトゥルーと先住者(いわゆる日本の狐狸妖怪の類ということのようですが)との地球の覇権をかけた戦いの話になっていくはずです。
はずでしたが、人類は完全には滅亡していません。そこがまた、いつもの栗本薫と言えると思います。
こうして読んでいると、栗本薫はよくよく人間が好きなんですね。そして、人間の能力を信じているとでも言えるのでしょう。
この巻の中でも、加賀四郎に言わせています。
「我々、人間だけが、同胞の死を自らの生へとむすびつけることができるのだよ」「我々は巨大な一つの共生体だ」(いずれも、p.88)
精神生命体であるクトゥルーや先住者とは違い、物質に囚われている人間であっても、大きな可能性があるということを言わんとしているのでしょう。
また、栗本の作品の多くが、人間の自我(あるいは、もっと平たく、自分とは何者なのか)をめぐる話だということを再確認させられるくだりもあります。
これも、加賀四郎に次のように言わせています。
「どういう親から生まれるかは、選ぶわけにゆかないんだから。――しかし、雄介にとって問題なのは、彼自身が、そういうことをどう処理するのか、それを決定する自我の基盤がまだ成立してない、ということだ」(p.51-52)
「自分が何ものであるか、を決定するのは多くの場合、実は自分自身にほかならぬのだよ」(p.52)
栗本の代表作『グイン・サーガ』などは主人公が何者かわからないまま語られる物語であり、その他の作品も登場人物の多くがこの自分とは何かという問題に、あるいは悩み、あるいは挑むというものが多いように思います。そして、この『魔界水滸伝』も妖怪大決戦の物語のようにみえて、その奥にはこの同じ問題が横たわっているように思えます。

この11巻自体は、人類滅亡に至る描写が続く中、安西雄介と父親のかけひき(これは、あたかも石ノ森章太郎版『幻魔大戦』のようにも読めます)があったり、先住者たちが勢ぞろいするくだりがあったりと、とても物語がここで一段落するようには思えない展開です。
そう、物語はまだ続くのです。

2015年9月13日記

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