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紙の本
むかし・あけぼの 小説枕草子 下 (角川文庫)
著者 田辺 聖子 (著)
美しいばかりでなく、朗らかで才能も豊か。希な女主人の定子中宮に仕えての宮中暮らしは、家にひきこもっていた清少納言の心を潤した。平成の才女の綴った随想『枕草子』を、現代語で...
むかし・あけぼの 小説枕草子 下 (角川文庫)
むかし・あけぼの 下 小説枕草子
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商品説明
美しいばかりでなく、朗らかで才能も豊か。希な女主人の定子中宮に仕えての宮中暮らしは、家にひきこもっていた清少納言の心を潤した。平成の才女の綴った随想『枕草子』を、現代語で物語る大長編小説。【商品解説】
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紙の本
清少納言
2023/12/31 14:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
帝の寵愛を一身に受け皇子も授かっても、家が政争に破れたために不遇を強いられる中宮様。栄華の時代がほとんどを占めた上巻とは真逆な下巻です。
紙の本
後半は影
2022/09/17 15:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
中宮定子側の派閥の長であった藤原道隆の死と藤原道長との政争に破れたことにより、中宮定子と清少納言の上に影が覆いかぶさってくる。そのような中でも中宮定子への忠誠心を失わない清少納言に心を動かされる。上巻に引き続き、読みやすい語り口の中に情感がこもっている。
紙の本
万感の思い
2019/09/22 20:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
一条天皇と仲睦まじいのに、実家が没落して引き裂かれてしまう場面、定子が亡くなってしまう場面は本当に悲しいです。千年後まで伝わるような愛情と悲しみに心打たれました。晩年の清少納言が最後に定子に語りかける言葉に込められた万感の思い、深く理解しあった二人の絆、とても読みやすいのに感動的です。