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イルーニュの巨人(創元推理文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1986.7
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/403p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-54101-1
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

イルーニュの巨人 (創元推理文庫)

著者 C・A・スミス (著),井辻 朱美 (訳)

イルーニュの巨人 (創元推理文庫)

1,015(税込)

ポイント :9pt

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

煌る宇宙

2009/12/02 22:18

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間の幻想が幽霊や妖怪異界を志向しているならば、科学は幻想の対立物として捉えられ、それが生じさせる幻想は旧来とは異なるもとと主張すること、それは科学を擁護する立場では当然のことだったろう。それは手続きの正当性を出発点にして説得力を生んだウェルヌやウェルズのようなスタイルで表されたが、一方でそのような先進性に背を向けて、世界のスケールアップを内面のそれに結びつけて、ひたすら美と恐怖と奇妙さに磨きをかけた一群がポーやホジスンであり、20世紀ではラヴクラフトとこのC.A.スミスではなかったろうか。
本書の各短篇でもその文体は陰影に満ちて、19世紀のゴーストストーリーを読んでいるのと区別がつきにくいが、登場する魔法や異世界には微妙にズレのある印象が与えられ、異次元だったり他惑星からの訪問者である可能性が暗示される。主人公の彷徨い込んだ異世界は彼の内面を映しながら、時間の牢獄でもある。また時間を移動するテクノロジーを題材にしつつ、人間の秘めた欲望を実現するための装置になる。
恐ろしい怪物の姿や残虐さよりも、内在されている得体の知れない秩序を想像する方がはるかに強い恐怖となる。異物、怪異現象そのものを構築している原理、それを末端としてこの地上に現出させた見知らぬ背景世界の巨大さを覗き込んでしまったなら、もうその場所に居続けることはできなくなってしまう。地球外の惑星や、想像上の王国を訪ねることは、この世界からの距離よりも、我々人類の持っている価値体系が全く卑小で、数限りない中の一つでしかないことを思い知らされることなのだ。
実はこのスミスはラヴクラフトとは親交厚く、お互いに影響を与えあっていたそうで、ラヴクラフトの言うコズミックホラーのもう一つの体現がスミスなのだろう。ラヴクラフトが求めた恐怖も、人類から遠く離れて、とてつもなく古い神々にあるが、スミスは同じような対象でもそれが日常における欲望の中から立ち上がって来るところが特性だろうか。論理的に追い込まれていく恐怖も驚異も、官能や身近に迫った死の恐怖の狭間に微かに漂っているだけのようでいて、後からじわじわ効いて来る。そしていつの間にか破滅の淵へ連れて行かれてしまうところにスリルがあるのではなかろうか。
表題作は、魔術とも科学ともつかない方法で生み出される巨人の驚異。「アタマウスの遺言」市中で猟奇殺人を繰り返す怪物のトポロジカルな変容が怖い。「はかりがたい恐怖」は金星探検隊が体験した恐怖、金星は超自然の世界なのか、自然の発露なのか、そういうことは問題ではないのだ。「ユーヴォラン王の船旅」羽飾りにする希少な鳥を求めて旅立った王だが、冒険を繰り返すたびに世界像がどんどん広がっていく構成が怖い。科学と神秘、テクノロジーと魔法、そういったものの間に区別なく妖美さを見いだす、それは正しいことのように思える。

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2007/11/07 21:44

投稿元:ブクログ

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2010/12/18 09:42

投稿元:ブクログ

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2016/05/04 17:54

投稿元:ブクログ

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