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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 5件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1986.12
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 山岡荘八歴史文庫
  • サイズ:15cm/349p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-195093-2

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小説太平洋戦争 2 (山岡荘八歴史文庫)

著者 山岡 荘八 (著)

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みんなのレビュー5件

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評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

連戦、連勝

2005/04/20 02:41

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐伯洋一 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ともかくも日本は、戦争に突入せざるを得なくなった。最大の原因は、米国による石油禁輸措置である。石油がなくては当時誰もが認めた最高の海軍も、海に置かれた鉄屑に過ぎなくなってしまう。演習すらできない。故に日本は焦った。
昭和16年12月8日。山本五十六司令長官を頂く連合艦隊が、ハワイ真珠湾に奇襲をかけ、大戦果を挙げた。「奇襲」と書いたが、実際にはアメリカに筒抜けだったらしい。朝日新聞に潜り込んでいたゾルゲ機関の日本人スパイの例を挙げるまでもなく、当時も売国奴は沢山いたということだ。暗号が駄々漏れだったことが、最大の敗因だと私は思う。しかし、なぜかこのときだけは、「ニイタカヤマノボレ」という原始的な合図だったので、直接にはばれなかったのであるが。
太平洋戦争の緒戦。日本の前に、まさに敵はなかった。マレー・フィリピン・ジャワと、連戦連勝。空軍同士の戦闘でも、わが零戦の前に、敵はなすすべもない。陸軍にいたっては、マレーの虎として世界中にその名を轟かした山下大勝率いる日本軍将兵の前に米英もなすすべがない状態だった。
シンガポールでは、将兵たちの血のにじむ努力の末、イギリス軍を無条件降伏に追い込んだ。ほんの35年前、日英同盟の蜜月関係が、いまこうして正反対になってしまっているのは何とも皮肉な話だ。
のち、日本を占領したマッカーサーも、フィリピンでは単身逃げてしまっている。が、これは彼の高度な戦術であったのだろう。バターン半島では、有名な「死の行進」が行われる。バターンの要塞に突撃し、今度はアメリカ軍を降伏させた。アメリカ軍は口々に日本の将兵の闘魂の凄まじさを述懐している。
この際、降伏したアメリカ人に対し日本兵がそれを引率して歩くのだが、日本兵1人に対し、米兵500人を引率した例もあるほどという。しかも、米兵の半分ほどしかないような小さな日本兵が米兵を引率している。つまり、それだけの戦力差のなか、わが将兵は諦めず、戦力差を吹き飛ばしたのだ。なんということだろう。
日本兵は、自らの食料をかなり捕虜にあげてしまった。このとき日本の食糧も完全に枯渇していたのだが、困っている人を無視するような皇軍教育はなされていない。自らが飢えても乾ぱんを分ったのだという。これは、山岡氏の友人記者が現地で取材した正しい記事に基づく話だ。
にもかかわらず、「死の行進」などとして世界中に「残酷な日本」を印象付ける宣伝に利用されてしまった。朝日・中韓は歴史教科書にこのエピソードを紹介することを許しはしまい。
とにかく、日露〜WW2までの日本兵は、陸海空すべてにわたって最強だったことは微塵の疑いもない。米英独路中・・ことごとく破っているのはまさに日本以外にない。何といっても一人で10人を相手にする精神力で圧倒的なのだ。
が、戦局はやがて絶望へと変わる。敵は無限の銃弾を湯水のごとく使うが、我が方は1発の弾もなく、全ての戦局で刀で戦うようになっていくからである…。それでも滅多なことでは負けないほどに将校は大奮戦していく。
いまはまだ呉軍港に眠る戦艦「大和」の発進も近い。我が方が、挙国一致、全国民が歯軋りして戦い抜く真の太平洋戦争は、今まさに始まったばかりである…

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2012/04/23 22:18

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2013/02/27 23:14

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2013/01/06 00:53

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2013/03/31 23:12

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