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紙の本
効果抜群の記憶術
2000/10/19 12:23
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投稿者:スライダー - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の渡辺剛彰氏は東大文学部在学時に、わずか2ヶ月の勉強で司法試験に合格しました。常識からすると、この話はとても信じられません。しかし、私自身も本書によって記憶術をマスターすることができ、その効果を実感しました。今ではこの話は本当だ、と確信しています。
本書の記憶術は、イメージをフル活用したものです。記憶は、何らかの関連づけをした方が、しないよりも約3倍効果が上がるということは心理学で証明されています。その関連づけをこの記憶術ではイメージによって行います。そのイメージもなるべく強烈なものを思い描き、さらに必要な場合には何回か反復するため、3倍以上の効果があります。また、基礎結合法という方法を用いれば、さらに記憶しやすくなります。
この記憶術の基本は「基礎結合法」と「連想記憶法」です。まずこれらを修得するだけでも十分即戦力として効果を発揮します。また、「変換記憶法」によって、難解な言葉や概念なども記憶することができます。したがって、どのような科目にも使うことができます。
そして、これらの基本的な方法を駆使したのが、「鈴なり式記憶法」です。これを用いれば本を1冊体系を崩さないまま記憶することが可能です。これは他の記憶法に類を見ないもので、その効果は絶大です。ただ、基本を習得し、比較的多量の「基礎」を用意する必要があるので、ある程度の期間はかかります。
本書には「記憶術の基本レッスン」があるので、これにしたがって練習すれば、1週間ほどで記憶術をマスターできます。記憶術の効果は疑われがちなものですが、本書を読めばその効果を実感できると思います。記憶術だけでなく本を早く読むテクニックも紹介されていて、参考になります。