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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1987.9
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま文庫
  • サイズ:15cm/219p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-480-02157-1
文庫

紙の本

禅 (ちくま文庫)

著者 鈴木 大拙 (著),工藤 澄子 (訳)

禅 (ちくま文庫)

税込 726 6pt

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評価内訳

紙の本

禅者鈴木大拙が唱えた無尽蔵の「愛」が地球を救う?!

2023/04/09 11:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:永遠のチャレンジャー - この投稿者のレビュー一覧を見る

産声をあげた瞬間から人間は人生の苦痛と直面する。「禅」が如何に問題解決策を示すかの論考のうち、最終章「愛と力」は、万国博覧会向けメッセージゆえに少し毛色が違う。

仏教の究極目的たる衆生済度、すなわち道元禅師にいう「己れ未だ度(わた)らざるに、先に衆生を度さんと欲し営むなり」の願行を普遍的な「愛」という言葉に置き換え、迷いの素たる知性を操る「力」と対比させているのだ。

「愛とは他を認めることであり、生活のあらゆる面において他に思いを致すことだ」。「たがいに関係をもち、たがいに思いやるという考え方は、力の観念を排除する」(197頁)。

「愛は肯定である。創造的肯定である。愛はけっして破壊と絶滅には赴かない。なぜならば、それは力とは異なって、一切を抱擁し、一切を許すからである。愛はその対象の中に入り、それと一つになる」(198頁)。ここでは、自他不二、物我一如が想起される。

「力の誇示のもっとも顕著な一例が、西欧の人々の自然に対する態度にみられる。かれらは自然を征服するといって、けっして自然を友とするとはいわない」(199頁)。

自然災害の多い島国で花鳥風月と親しみ、墨絵にも四季折々の自然美を好んで描いて来た先人たちの営みを思えば、東西文化は異なる価値観、自然観に根差すことが容易に納得できる。

「力の観念は、人格とか、相互依存とか、感謝とか、その他さまざまの相互関係の心を斥ける。(中略)力は、われわれ人類同胞の間にひとしく恩恵を分配しないで、それを独占しがちだ」(200頁)。

「力に酔った人々は、力が人を盲目にし、しだいにせばまる視界に人を閉じ込めるものだということに気づかない。こうして力は知性と結びつき、あらゆる方法でそれを利用する。だが、愛は力を超越する。なぜならば、愛は実在の核心に滲透し、知性の有限性をはるかに越えて、無限そのものであるからである」(202頁)。

ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機や食糧危機を目の当たりにすると、大拙の主張にまったく首肯させられる。力の信奉者プーチンの思考は東西対立の残りかすが溜まった旧式回路のままで、権力を弄ぶ愚者の感覚は文字どおり「ぐしゃぐしゃ」なのだろう。

「愛は信頼する。つねに肯定し、一切を抱擁する。愛は生命である。ゆえに創造する。(中略)愛はけっして盲目でない。それは無限の光の泉である」(202頁)。

「われわれは、善にあれ悪にあれ、この人間社会に行なわれることの一切に責任がある。だから、われわれは、人類の福祉と智慧の全体的発展を妨げるような条件を、ことごとく改善もしくは除去するように努めなければならない」(203頁)。

分断社会、貧富格差、グローバル経済、宗教対立、移民問題、資源争奪、核管理、人口問題、気候変動、地球温暖化、海洋汚染、生物多様性…。
難題山積の私たちは、禅者鈴木大拙が唱えた無尽蔵の「愛」を繋いで地球を救う道を真剣に自覚し、覚悟を決めるほかない。

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紙の本

一つは全て、全ては一つ

2019/05/16 10:20

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る

一つは全て、全ては一つ的な(バガボンドの石舟斎が言っていたような)ことが全体を通じる軸になっていた。単純な論理からすると全く噛み合っていない話の例も多々取り上げられていたが、なぜそのようなやりとりがなされるのかについての説明もなされていた

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2008/01/12 20:10

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2008/01/22 12:44

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2012/06/13 23:14

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