「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
言葉と無意識 (講談社現代新書)
著者 丸山 圭三郎 (著)
現代思想の問いは、言葉の問題に収斂する。世界を分節し、文化を形成する「言葉」は無意識の深みで、どのように流動しているのか?光の輝き(ロゴス)と闇の豊饒(パトス)が混交する...
言葉と無意識 (講談社現代新書)
言葉と無意識
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
現代思想の問いは、言葉の問題に収斂する。世界を分節し、文化を形成する「言葉」は無意識の深みで、どのように流動しているのか?光の輝き(ロゴス)と闇の豊饒(パトス)が混交する無限の領域を探照する知的冒険の書。【「TRC MARC」の商品解説】
現代思想の問いは、言葉の問題に収斂する。世界を分節し、文化を形成する「言葉」は無意識の深みで、どのように流動しているのか? 光の輝き(ロゴス)と闇の豊饒(パトス)が混交する無限の領域を探照する知的冒険の書。(講談社現代新書)
文化を影から支配する無意識の営みをさぐる人間の文化は不透明で非合理な無意識のダイナミズムによって支配されている。言語や狂気を媒介に,意識の表層から深層にまでおもりをおろす丸山哲学の最新作。【商品解説】
目次
- ●情念という名の言葉――ロゴスとパトス――
- ●光と闇の文化
- ●ソシュールの言語革命
- ●〈体系〉というキー・コンセプト
- ●共同幻想としての文化
- ●アナグラムの謎
- ●〈間テクスト性〉と意味生成
- ●無意識と身体
- ●逆ホメオスタシス
- ●〈カオスモス〉の現出
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
名著。極めて高度なことを解りやすく伝えてくれる本です。
2009/04/17 01:47
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:反形而上学者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に『言葉と無意識』というタイトル以外は考えらないだろう、というくらいに内容とタイトルが一致した名著である。
丸山圭三郎といえば、日本の「ソシュール」研究の第一人者であり、ソシュールを研究する人は、必ず丸山圭三郎を通らなければならというほどの仕事をしている。
ただ、丸山圭三郎は言語学プロパーでは無いから、言語学の専門家たちからは、いまだに冷遇した扱いを受けているという事実がある。
これは実に馬鹿馬鹿しいことだ。彼ら言語学プロパーの学者達はソシュールを語る際に、丸山の名前すら絶対に出さない。なんという狭量極まりない器かつ、情けない人達であろうか。
そういう連中が特に目立った仕事をしていないのは、誰が考えても明らかなことであるが、小さくまとまった日本の言語学界が今後も変わる事はないであろう。なぜならソシュールの全3回の「講義」が「エディット・パルク社」から翻訳出版されたが、これも言語学プロパーの人達ではないからだ。
丸山はそういう大学の教員としてだけ存在して、なんら仕事らしいことはせずに、職業大学教員としてだけの存在を指して「第三の狂気」という呼称を与えた。きっと丸山も存命中は彼らと相当闘ったのであろう。
「言葉」や「意識・無意識」に少しでも興味がある人達にとって、間違いなく最高の本の一つであると言えよう。
電子書籍
氏の著作を読み始めたきっかけ
2015/09/27 18:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MTM28 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いくつかの文章の繋がりにおいて、思わず唸らされた本。
丸山圭三郎氏の思想を網羅してはいませんが、読む対象としてはこの著作を最も評価します。
この著作から入ったことが、この方の思想や研究対象に魅了された理由だったのかも知れません。
電子書籍
新書とは思えない高水準
2019/07/13 11:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソシュール研究の第一人者・丸山圭三郎教授だけあって、一般書でありながら内容の学術き的レベルは高水準です。アナグラムに対する考察が秀逸です。
紙の本
ソシュール研究のエッセンス
2019/07/13 09:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
「近代言語学の父」といわれるスイスの言語哲学者であるフェルディナン・ド・ソシュールの研究者である筆者が著した新書です。