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著者 赤瀬川 原平 (著)
超芸術トマソン (ちくま文庫)
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みんなの評価4.3
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評価内訳
2004/09/26 17:27
投稿元:
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都市に"トマソン"という幽霊が出る!?街歩きに新しい楽しみを、表現の世界に新しい衝撃を与えた"超芸術トマソン"の全貌が、いまここに明らかにされる。多くの反響を呼んだ話題の本に、その後の「路上観察学」への発展のプロセスと、新発見の珍物件を大幅に増補した決定版。
2004/11/15 21:46
「トマソン」が読売ジャイアンツの助っ人として来日した選手だってこと知ってる世代って何歳くらいなんでしょうねえ。
2005/01/13 02:59
上る先にはなにもない階段(名付けて「純粋階段」)や壁にドアだけ付いているもの(名付けて「無用ドア」)など、「不動産に付着していて美しく保存されている無用の長物」がトマソンの定義です。それがなんだよ、と言われれば困るのですが・・・。「タモリ倶楽部」で昔やっていたコーナー「東京トワイライトゾーン」もこの流れを汲んでいました。
2007/02/28 00:07
資本主義とは反対方向を向いている。値段分の面白さは確実に保証できる本。万人が持っていればみんなちょっとは心のゆとりができるかも。
2005/10/05 22:36
おもしろいよ!読んだら・・・というより見たら、絶対にトマソンを探したくなる!っていうか、トマソンて?!
2005/12/29 13:38
16年前にゼミの課題本で読んだが、友好的な東大のゼミ赤瀬川源平氏のこのトマソンにはやられた。街のあちらこちらに見受けられるトマソン。トマソンが何か気になった人は是非読むべし。
2010/09/24 16:50
これが路上観察の元祖であるらしい。 物件そのものの可笑しさもさることながら、赤瀬川氏や発見者のコメントがもう抱腹絶倒。 私が好きなのは純粋階段です。なんだかマリオ的アクションゲームのステージみたいで無性にわくわくする。無用ドアも付いていればなお良し。
2007/04/27 05:44
一時期有名になった言葉でもある“トマソン”。町の中にある不要なものをウォッチしたものであるが、今読み直すと、正直どうでもいいものについて理屈をこねているに過ぎない。表現方法なども当時は良かったのかもしれないが、今の常識で考えると不快に感ずる部分も多い。
2007/06/18 21:23
街に出るのが、より楽しくなr一冊!芸術の定義とは何か、という自己への問いかけ、ただ単に街をブラつくだけ、どちらにしてもこの一冊を読むと単純な生活も楽しくなりますよ。 随分昔に読んだが、いつ読んでも楽しめる。
2007/10/21 00:05
超芸術トマソンについて学ぶ人が最初に手に取るべき本。 俺は小学生のころに手に取り、その後の人生を踏み誤ってしまった。
2018/06/25 16:34
もともと、元デンマークサッカー代表のヨン・ダール・トマソン選手のファンで、トマソンの情報収集をしようとウキウキ検索したところ、「超芸術」とか「シュール」という予想外の言葉が一緒に上がってきました。 なんだろうと思って読んだのがこの本。 まったくサッカーのトマソン選手とは関係ありません。 ただ、もともとはゲーリー・トマソンという人の名前から付けられていました。 助っ人選手として巨人にきたものの、大した結果を出さなかったためファンから「トマ損」と呼ばれたそう。 さらに赤瀬川原平氏が、ムダな建築物を意味する「超芸術トマソン現象」という言葉を作り上げたとのことです。(本人がそれを知っているのかは気になるところです) さて、そんな世の中に不要な建築物を見つけてはその無用さを愛でるというこの本。 おもしろい着眼点です。 かつては必要だったのに、いつしか時代の流れに取り残されて、すっかり無意味な存在となったものは、気を付けて周りを見回せば、けっこう見つけられるものだと、この本で教えられました。 赤瀬川原平氏が、本職の作家の仕事とは別にライフワークとして立ち上げたトマソン探索。それに賛同した多くの人々が、情報を寄せています。 氏はそうした市井の人々の情報に感謝したり、応援したり、時には「このところ読者からの報告が少ない。たるんでおる。君たちは人の報告を見るだけの人生を送るのか!そういうものはトマソンの空振りのバットにあたって骨折するぞ。」などといって鼓舞しています。 そうしたトマソン探索、そして読者との交流が、全編を通じてとても楽しそうに綴られています。 石を載せたトタンの屋根の写真を「世の中は全て漬物である」と表現するあたり、やはり作家。 無用の長物と作家のイマジネーションが重なり、この本を奥行きのあるものにしています。 この本を読み終えると、自分でも身近なトマソンを探したくて仕方がなくなります。 一番見つけやすいのは、行き先を失った「完璧な無用階段」でしょうか。 日常のひそかな楽しみが増えました。
2010/09/29 21:36
現代社会にもふと気付いたらトマソンは潜んでいるのでしょうか。。 その観察眼も勿論ですが、私は氏のネーミングセンスに頁をめくる度感嘆の思いでした。あと写真が面白い。
2009/03/03 22:24
一時期流行った「BOW」の源流か。 完全に無用なのになぜか保存されている 不動産のアノマリーは「超芸術」なのではないか、 という問いを立て真面目に言述した本。 日本各地の「トマソン」を片っ端から紹介している。 荒川修作とも活動をともにしたと言われる著者。 http://www.st.rim.or.jp/~tokyo/thomalink/
2015/10/12 17:05
◆ あなたのまわりにもトマソンがある!?◆ 途中で途切れている階段、2階についていて出入りができないドア、どう進んでも行き止まりの道、細すぎて通れないドア、塗り込められてシルエットだけが残る標識…。誰かがつくったことは確かだけれど、用途や意味が変化したり宙に浮いてしまってい るモノ。役に立たなかったり意味不明だったりすることが、逆によろこびや楽しさを生み出します。表現者やアーティストがいなくても、鑑賞する人とその視点さえあれ ば芸術は存在するかもしれません。
2019/02/09 20:21
ゲーリー・トマソン。1981年と1982年に読売ジャイアンツに 在籍した元プロ野球選手である。1年目こそそれなりに活躍した ものの、2年目には不発。それでも四番打者に据えられ続け、 まるで空振りを見せる為に出場し続けたような選手である。 そのトマソン元選手にちなんで名付けられたのが、不動産に保存 されている無用の長物「超芸術トマソン」なのである。 いやぁ、今読むと懐かしいわ。トマソンと、そこから派生した 路上観察学が流行ったのは80年代。ちょうど私がPR誌専門の 編集プロダクションに務めていた頃。 この場を借りて赤瀬川氏及びトマソン観測センターの皆様に謝罪 したい。当時の社長が雑誌に掲載されていた数々のトマソン物件 の写真を目にして丸パクリの企画を思い付いた。 そのパクリに手を貸したのが私である。不本意だったのだが、 共犯者になってしまったことに対し、深くお詫び申し上げる。 でも、既に赤瀬川氏も鬼籍に入っちゃっているんだよな。 遅かったか。 さて、トマソン。登って降りるだけの純粋階段、以前は門と して機能してたはずなのに何かの理由で塞がれてしまった 無用門。取っ手まで付いているのに何故か二階の壁に設置 されている高所ドア。柵やワイヤーを飲み込みながら成長 しているもの喰う木。 どれも普通なら何の疑問も持たずに目にしているのだろうが、 「もしやこれはトマソンでは?」と意識して街歩きをすると、 続々とトマソンに遭遇してしまうのだ。 何の気なしに見ていたらただの「ヘンなもの」なんだけどね。 でも、一旦意識してしまうと「あれもトマソン、これもトマソン」 になっちゃうの。カメラを持たされ、都内各所で強制的にトマソン 探しをさせられた私が胸を張って言うのだから間違いないっ! (企画をパクっておいて胸を張るなって話だな)。 本書の中での圧巻は表紙カバーの写真にもなった麻布谷町に取り 残された銭湯の煙突。アークヒルズ誕生前、既に土地の買収が 進んでいた時だな。すり鉢状の土地にはそれでも木造家屋が 何軒か残り、取り壊された銭湯の煙突だけが聳え立っている。 この煙突のてっぺんに立って撮影された写真は今見ても秀逸。 高所恐怖症の人は要注意だが。 しかしなぁ、「麻布谷町」だったのに「アークヒルズ」でいいの でしょうか。森ビルさん。 本書に掲載されているトマソン物件も、街の再開発などで既に 姿を消しているのだろうな。でも、再々開発が行われたらまた もやトマソンが現われるかもしれない。 尚、本書ではパリや中国などの海外物件も掲載されているが、 ロシアまでは手が回らなかったのだろうか。私が知る限り、 ロシアは超芸術トマソンの宝庫なんだけどな。 バルコニーはあるけどそこへ出る窓がないとか、バルコニーに出る 窓はちゃんとあるにバルコニーの床がないとか、ドアから壁にしか 繋がっていない非常階段とか、���井に繋がる無用階段とか。 もしかしして、これがロシアアバンギャルドって奴かとも思うの だが、あの国のことだから単なる施工ミスって可能性の方が大きい のかもしれない。
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