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紙の本
ユーモア・ミステリー+本格推理、やはり難しい?
2005/11/21 09:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
全米に5000万人もの信者を持つ健康法の教祖マーリン・ブロードストンが、ホテルの自室で射殺された。犯人は”プールの水面を歩いて渡り、被害者を撃ってからパジャマを着せ、鍵のかかった部屋から壁を抜けて出て行った(?!)”人物。この奇っ怪な事件を担当するのは、地元警察のジョン・ヒューゴー警部。だが、ただでさえ名探偵にはほど遠いのに、事件関係者の1人に一目惚れしてしまい…。
ユーモア・ミステリーと本格推理を融合させたと評判の高い作品。確かに、提示された謎は魅力的だし、その解決もなかなか良く出来ている。だが残念ながら、途中経過があまりおもしろいとは思えなかった。探偵が右往左往・四苦八苦しながら、解決にたどり着くまでのプロセスがユーモラスに描かれる…そんな話を期待したのだが。また、本書のユーモアのセンスに何となく波長が合わなかったのも、いまいち楽しめなかった一因だろう。ユーモア・ミステリー+本格推理は、やはり難しいのかもしれない。