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紙の本
もぉー頭にきちゃう!と角が生えちゃったお母さんに
2000/08/10 17:06
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投稿者:松山真之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■ <ワン・チョット>
「お弁当を作ってくれるお母さん、優しいお母さん、こわぁーいお母さん、お勉強教えてくれるお母さん・・・でもやっぱり、笑ってるお母さんがいちばんええなぁ。」
■ <引き続き>
一昨日の日曜日は母の日だった。子供たちは、幼稚園や小学校で作った折り紙や絵などをプレゼントとしてお母さんにあげたことだろう。お父さんといっしょに花を買ったり・・・したかもしれない。
子供たちは、日頃のお母さんに甘えたり、怒られたり、じゃれついたり・・しながら何を思っているのだろうか。意識はしていないにしても、きっとこう思っているにちがいない。
『お母さん、僕(わたし)のこと見ててね』
そう、お母さんに“認めて”もらっていること=子供にとっての“人生”なのだ。(いくら優しくても、お父さんじゃないところが、パパ族には辛い!?)
本書は、吉岡たすくのショート・ショート講演を集めた本だ。母子のふれあい、子離れ、きょうだい関係、先生の思い出などたくさんのエピソードは、ユーモラスな語りの中に心にしみ通るものがたくさんある。
全国各地で講演を続ける著者のあの独特のダミ声が聞こえてきそうな感じがする。教師をしていた著者の経験や寄せられたお便りなどの紹介を読み進むと、時を越えて伝わってくる温もりと感動に、ウルウルしてくる。
子供を育てるということは、小さな小さな積み重ねの連続で、大変な仕事だ。むかつくこともあれば、キレることもある(お母さんが)。でも、後でちゃんと笑ってくれるお母さんならいいのだ。本書は、そんなお母さんのススメを語った吉岡たすくセミナーだ。
もぉー頭にきちゃう!と角が生えちゃったお母さんに、是非。