サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 4件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1951.8
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/259p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-324164-6
文庫

紙の本

O侯爵夫人 他六篇 (岩波文庫)

著者 クライスト (作),相良 守峯 (訳)

O侯爵夫人 他六篇 (岩波文庫)

税込 748 6pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

収録作品一覧

O侯爵夫人 19−81
チリの地震 83−105
聖ドミンゴ島の婚約 107−157

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー4件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

女性たちの言動が斜め上過ぎる小説

2021/08/07 23:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コピーマスター - この投稿者のレビュー一覧を見る

そもそもの事の発端は川上未映子の『夏物語』に主人公が少女時代に読んだ海外古典の文庫本を眺めるシーンがあって、見知ったタイトルに交じって「チリの地震」とあるのが気になったからである。おそらくその「文庫」は実体としては河出文庫であろう。そしてクライスト短編集のもう一つの翻訳がこの岩波文庫である(本書にも『チリの地震』は収録されている)。岩波文庫でよくある戦後間もない翻訳の復刊で旧字体、活版印刷のキヨズリでやや読み辛さはある。ただし訳文は実に秀逸で、読み始めるとクライストの文章の勢いに気圧されてどこまでもグイグイ読ませるのだから凄いものである。基本的に人間の業(ごう)をあぶりだす破滅型文学。ジャーナリスティックな真実さとそこはかとなくただよう宗教性やヒューマニズムに独特な味わいがある。古典一般は登場人物の心情を自然描写に仮託することを好むものも多いと感じるが、クライストは自然描写一切ナシ。語る言葉と行動のみで人物の本質を生き生きと描き出す刑事ドラマの脚本家である(実はクライストの肩書は戯曲作家である)。本格推理のようなトリックも鮮やかで芸術的にキマっているし、時代を先取りした新しさときたら、誤解を恐れずにあえていえばもはやSF的ですらある(なんとゲーテと同時代)。ストーリーの推進力は息もつかせぬほどなのだが、なぜか女性たちの言動でかなり理解しがたい斜め上を行くものがあり「えええっ?」と二度三度読み返してしまうことがあったことは附言しておきたい。表題作の『O侯爵夫人』然り、『決闘』然り。さて読者諸賢はどう読まれるだろうか。これは個人的な読書体験ではなく、ワイワイ仲間うちで読んで語らって楽しさ倍増タイプの小説ではないだろうか。川上未映子としては、まあ若いうちに一度読んどきなというメッセージであったと私はそう受け止めている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/05/13 01:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/11/02 19:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/08/02 16:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。