紙の本 |
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紙の本
ずーーーーーーーーーーっと 続く気持ち
2010/02/22 01:28
14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:蒼空猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者のハンス・ウィルヘルムさんは西ドイツに生まれ、現在、アメリカ合衆国のコネチカットに住んで、絵本の仕事に専心されている。
本書は初版1988年より2009年にわたり60刷発行のロングセラーとなっている一冊である。
ずっと小さい頃から一緒に過ごしてきたエルフィー(犬)が、「ぼく」が大きくなるにつれ歳をとり、だんだんと死に向かう様子が描かれている。水彩の滲みと陰影をいかした画が、「ぼく」の優しさとともに2人の記憶を淡く彩っているかのようである。
一般的に動物は人間よりも早く歳をとってしまう。それは哀しいけれど変えられない事実だ。理解はしていても人間は「老い」や「死」を遠ざけようとする。
当たり前の日々がいつまでも続くように思うが、必ず「別れ」は訪れ、その時に今までの関係の全てが凝縮されてしまうのではないだろうか。
この男の子はとても強い子だ。大好きな友達が弱っているときから、いづれ訪れる死を静かに感じながらも、自分はいま何をすべきなのか どうしたら相手に伝わるのかをわかっているし、今までの2人の関係にも後悔は感じられない。
男の子はエルフィーが死んで すぐ立ち直ったわけではないだろう。けれど好きだという気持ちと エルフィーと過ごした時間はずーーーっと消えるわけじゃないとわかっているから、愛したことに 年月を一緒に重ね 心が通っていたことに自信があるから、この男の子は悲しむよりだいすきだと最後まで伝えることを選んだのではないだろうか。
「伝える」と「想っていても伝えない」にはおおきな違いがある。相手を抱きしめ言葉にすることで、より「確か」になるものがきっとあるのだろう。
この男の子にとっては兄弟や友達以上だったのかもしれないエルフィー。
相手が、人間だろうと動物だろうと、愛するものに対して、心のありったけで、「だいすきだよ」と伝えること。それは、双方に温かく強い絆を残してくれる。そして、やがてやってくる「別れ」すらも包み込み慰めてくれるだろう。
紙の本
ずっとずっと空に向かってつぶやき続ける
2011/03/01 18:54
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうして犬はあっと今に年をとってしまうのだろう
ゆっくりとゆっくりと年をとってくれたらよいのに
いつも抱きしめ
大好きと愛しているを伝えてきた
空の上に居るあの子たちに今日も
大好きと愛しているとつぶやいてみる
ものがたりの終わりの言葉が
胸に響いた
紙の本
みんなに読んでもらいたい1冊
2016/08/22 00:52
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:(o´ω`o) - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペットが死んでしまい、子供にどう説明するか困っていたので、こちらの絵本を選びました。主人公が小さい頃からずっと一緒にいた愛犬エルフィーを亡くしてしまうお話です。読み聞かせていると、読んでいるこっちが涙が止まらなくなってしまいました。主人公がどれほどエルフィーのことを大事に思っていたのかがとても伝わってきます。命の儚さ、尊さを教えてくれる良い絵本です、
紙の本
飼い犬の一生
2016/05/02 20:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「小学校教科書こくご1ともだち下」採用、
という帯を見て興味が湧きました。
主人公が産まれた時からいる飼い犬エルフィー。
その犬がだんだんと歳をとり、天に帰るまでが描かれています。
悲しいけれど、生きる力をもらえる作品だと思います。
紙の本
心が温まる本
2016/04/12 23:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エリブック - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供に犬との接し方を教えたく、この本を購入しました。
まだ4歳なので、悲しいねー。と言ったっきり一度で保留中です。
まだ楽しい面白い本がよいみたいです。
私はみんなに読んでもらいたい一冊と感じました。
紙の本
ずっと大切にします
2016/01/18 08:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:panda - この投稿者のレビュー一覧を見る
心に響く深いお話。
いくつになっても味わいがあります。
紙の本
ほのぼのです
2012/06/12 00:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:NAスペクトラム - この投稿者のレビュー一覧を見る
5歳の娘に読んであげたのですが,「ずーっとずっとだいすきだよ」の言葉を,私の話した抑揚と同じように話してくれました。
どのくらい理解しているのかはわかりませんが,それなりに理解して語りかけてくれる子どもに心が和んでしまいました。
紙の本
伝えることの大切さ
2002/07/26 16:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Bo Peep - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年と犬のエルフィーは一緒に育ちました。けれど少年よりもはやく年を取っていくエルフィー。そしてある朝・・・。
絵本専門店で、帯の言葉に誘われ手に取った絵本ですが、初めて読んだ時は激しく拒絶しました。私にも愛犬がいたので、その愛犬との別れなんて考えたくもなかったからです。そして、本書の少年が犬の死からあっさりと立ち直ってしまっていることに、さらに腹が立ちました。
それから数年、自分の愛犬に「老い」を感じ始め、「生」ある者にはいつか「死」が訪れるという当たり前のことを冷静に考えられるようになった私は、この絵本を思い出し再び開いてみました。今度は拒絶どころか、胸に大きく響くものがあり感動しました。悲しいけれど、なんていいお話なのでしょうか。誰にもどうすることもできない「死」というもの。大切な者の死は悲しいのは当然ですが、ただ嘆き悲しむだけじゃダメなんだと気付かされました。後悔しないためにも、生きている今がとても大切。自分も日頃から、大切な人や愛犬に自分の素直な気持ちを、きちんと言葉にして伝えていこうと思いました。
紙の本
泣きました
2002/05/24 09:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:京ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
パラパラと読み進むと同時に涙がボロボロこぼれてきて、
最後は大泣きしてしまいました。
友人の愛犬が16歳で死んですぐ…というのも影響している
のかも知れませんが、とにかく感動しました。
数日後、その友人にも誕生日プレゼントとしてこの本を送
りました。
彼が愛犬のことを忘れないように…。
そして私は我が家の愛犬にずっと大好きだよ…と言い続け
る毎日です。(^^)
紙の本
大好きなペットの死は悲しいけど…
2000/08/08 10:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼稚園でのお話会で この本の読み聞かせをしたことがあります。
いつもは 賑やかな子供たちが一同にしーーんとなって、
絵本を見入っている姿を見た時は、どても感動しました。
エルフィーは、茶色の大きな犬。愛嬌のある顔がなんとも言えません。
「ぼく」とエルフィーは一緒に大きくなりました。
でも、エルフィーの方が、ずっとずっと早く大きくなってしまいます。
小さかったエルフィーは、どんどん太っていき、
階段も自分では登れなくなってしまいます。
それでも、だっこしてベットへつれていく優しい「ぼく」。
「ずっーと ずっとだいすきだよ。」ぼくは毎日、エルフィーに言います。
エルフィ−とのお別れの日がきて、勿論、寂しい。
でも、「ぼく」は精一杯エルフィーを愛してきたので、いくらか気持ちは楽でした。
「ずっーとずっと好きだよ。」ちょっと面と向かっていうと恥ずかしい言葉かもしれません。
でも、心に仕舞っているだけでは、勿体ない言葉です。
最初、幼児向けの絵本で 死に直面するのは、ちょっと残酷な気がしていました。
でも、こういうふうに精一杯、エルフィーを愛することができる「ぼく」はとても素晴らしく思います。
ペット そして、人の死は、これから先、誰でも経験することです。
この「ぼく」のような優しい心をもつ子供たちが 増えてくれるといいなと思います。
紙の本
ずっと心に残る作品
2021/08/16 17:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおい - この投稿者のレビュー一覧を見る
このレビューは主に、小さなお子さんを持ったお母さん、お父さん、またはプレゼントをしようとしているおじいちゃん、おばあちゃんに向けて書きたいと思います。
私はこの作品を、小学1年生の国語の教科書で知りました。
現在は高校3年生になり、当時から約12年経っていますが、今でもこの作品だけは忘れられません。
そして最近、偶然この作品について話す機会があり、そのままここにも書きたくなりました。
小学1年生の記憶なんて、と思うかもしれませんが、本当に、どんな内容だったか、どんな挿絵があったか、その時に読み聞かせてくれた先生の声はどんなかんじだったか、今でも鮮明に覚えています。
それくらい私にとって影響力のある作品でした。
この作品は、愛犬の死をきっかけに、主人公が愛しているということを口にする大切さに気づくという物語です。
12年経った今改めて考えてみると、この作品が響いたのは、やはり優しい言葉遣いと、柔らかな世界観、「死」をふんわりと表現しているという特徴があったからではないかなと思います。
死んじゃったのは悲しいこと、寂しいこと。
だけど「だいすき」が魔法になって、主人公を幸せにしてくれている。
矛盾しているようでしていないこの結末が、当時の私には少し不思議で、でもなんだか綺麗に思えて、その時に読み聞かせてくれた先生の優しい声と共にずっと胸に残りました。
大きくなってこの物語の意味を考えると「なるほど」となるけれど、当時はよく分かっていなかったんじゃないかなと思います。
でも、それでいいんじゃないかなと私は思います。
この作品は、当時の私のように小さな子にはぜひ読んで欲しいです。
というより、お母さんお父さんの優しい声を通して、小さな子に聴いて欲しい作品です。
文字が読める子は、一緒に声に出してゆっくり読んでみるのもいいと思います。
そうすればその子は、私のように、数十年経ってもふと思い出して、その度温かい気持ちになれると思います。
紙の本
泣ける
2021/07/18 13:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の子供にプレゼントするための本を探していた時に見つけました。読み終えたときには号泣してしまい、涙が止まりませんでした。すべてのおかあさんにおすすめです。
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長く教科書に載る物語
2021/05/05 08:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み聞かせするときには、毎回、読み手が泣きそうになるほど、引き込まれるお話です。
子どもだけでなく、大人にも繰り返し読んでもらいたい作品です。
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かならず伝わる
2018/12/29 22:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずーっとだいすきだよって伝えておくことって本当に大切!
うるっときてしまいました。
エルフィーにだいすきな気持ちはきっと伝わっていたはず。これから出会う他の子にも。
すてきなお話です。
紙の本
いわなくっても、わかるとおもっていたんだね。
2017/02/19 09:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんなに大事でも、どんなに大好きでも、必ずペットとの別れはやってくるもの。
共に悔いのないように生きていきたいですね。
そしてこれからの出会いも大事にしていきたい、そう思える絵本でした。