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紙の本
日経新聞連載時、夢中で読みました。
2001/03/11 00:58
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投稿者:ぴよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
わたしの「日経新聞」暦は約20年ですが、その中で、夢中にさせてくれた連載小説は、この「下天は夢か」と「失楽園」の2つですね。「失楽園」は朝から通勤電車で大興奮の小説が読めるので大感激でした。こちらは本格歴史小説。これもすこぶるつきの面白さ。信長や秀吉の物語ですが、考えて見るとこういった方々はその時代の、その地方の言葉をしゃべっていたはずで、単なる「さむらい言葉」ではなかったはずですよね。今よりもっともっと方言がきつかったはずです。けれども戦国時代モノといってもこれまでの(今でも)小説は「普通のさむらい言葉」で書かれています。これは、尾張弁がきつくて、臨場感たっぷりです。もちろん考証もしっかり。歴史小説の新風といえましょう。もう新しくはないですけど。戦国ファンは必読の1冊(1冊でもないけど)。