紙の本
ゴーストハントシリーズ第1作
2001/09/18 13:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みやぎあや - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の麻衣は高校生。彼女の通う高校の旧校舎には、幽霊が出るという噂があった。不自然な事故が相次ぎ、校長は霊媒師、巫女、エクソシスト、など様々な霊能者を雇う。そして麻衣は渋谷サイキックリサーチの17才の所長、渋谷一也と出会い、彼の手伝いをすることになるが…。
「屍鬼」や十二国記シリーズで有名な小野不由美さんの初期の頃の作品。ティーン向けに書かれたものですが、とにかく怖い。学校の旧校舎と怪談、というテーマを実に上手く生かしながら怖さの演出がなされています。
また、ゴーストハントシリーズの個性的なキャストが初登場するのもこの本。もう10年以上前に書かれたとは思えないほど楽しめます。
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このシリーズは、小説は途中からしか読んでないんですけど、十二国記とはまた別な小野さんの文章が読めます。背表紙ピンクですしね。
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表紙の煌びやかな少女漫画絵に拒否反応を示して読んでいない人。そんな貴方は損をしています!
これを読んでなきゃ小野不由美FANは語れませんよ!(いや、別に語りたいわけでもなかろうし)。
少女小説と侮るなかれ、怖いと評されることは頻繁で、下手すると夜中にうなされるでしょう(爆)。
作者の巧妙な伏線の張り方に、驚愕するとともに小野不由美に脱帽。こんな話を書ける彼女は本当スゲェよ…。
が、しかしこちら悪霊シリーズ、現在廃刊となってまして、レア価値がついて一冊1000円とかもざらです。しかし古い本なので図書館には置いてあるからそちらで借りて読んでみてください。
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小野不由美の悪霊シリーズ一作目。主人公の麻衣が行きがかり上バイトをすることになったのは若干17歳(たしか)が所長をつとめる渋谷サイキックリサーチ。
ピンクハートで麻衣の視点で描かれるなど他の小野不由美作品とは書き方が違いますが、やっぱり面白いです。
サイキックリサーチではやはり霊現象などを調べるのですがスタンスが「心霊現象はまだ科学としてなりたってないので科学的に調査して科学として確立させる」ことが目的とか何とか……。
小野不由美自身は霊とかそういうのは全然信じてないそうで、そういうところで普通にある心霊ものとはちょっと違う感じ。
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悪霊シリーズ1作目。
この頃はぼーさんも綾子もヤな奴!としか思えなかった。
悪霊シリーズは言わずとしれたホラーものなのだけれど、これはそんなに怖さを覚えない。
で、「なーんだ大して怖くないよ」なーんて油断していると次巻以降痛い目を見ることになる。
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個人的には十二国記よりもこちらの方が好み。物語自体をひたすらワクワク楽しめるホラーミステリー(?)という印象です。ホワイトハート以降後のシリーズは、もう続き出ないんでしょうか…
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中学生のとき、どうしようかと思うほどはまってました。当時は絶版だっため、本屋の在庫探しの旅に出たり、無意味に道玄坂を歩いたりしました。若さ。
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天下の小野不由美先生作品。
ティーンズ小説だとバカにすると痛い目を見ます。超自然科学に関する知識は半端なし!☆!
シリーズ全編にちりばめられたヒントと、霊能者一行それぞれの謎は、読んでてドキドキものです。
ただしホラーなので怖いシーンもブルブル。
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ゴースト・ハンター、一作目。事件は旧校舎の悪霊と定番だが、結末が意外で面白かった。登場する霊能者たちの個性が豊かで、掛け合いがまるで漫才。主人公・麻衣の明るさがホラーに花を添えてくれている。
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今やプレミアもつく勢いの、貴重な文庫になりました。ゴーストハントシリーズの第一作目(ピンク背表紙版)。
十二国記もそうですが、ティーンズの枠は軽く跳び越してますね。後書きに、当時のティーンズ文庫ルールで仕方なくつけたというハートマーク付の主上コメントが読める素敵な一冊です。
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従姉妹に借りて読んだのがはじめです。現在の小野主上の文体とはまったく違い、努力が涙を誘います(笑)でもやはり面白いので、シリーズ続刊をひっそりずーっと望んでいます…
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悪霊シリーズ。
漫画化もされていましたね。
その昔、小野主上大好きチャットで知り合った某Q氏に
会誌のみに掲載されていたおまけショートを読ませていただいて、
以来ジョン神父が好きですv
読む前は双子の兄貴が好きでしたv
(名前忘れました)
ショート読んだらちょっとイメージが変わって、親近感は湧きましたが萌えなくなりました。
ぼーさんもかっこよかったです♪
ホワイトハートから番外編として出ていた「悪魔の棲む家」は、単品ではそんなに面白くなかったんですが
番外編として懐かしいキャラの遣り取りが嬉しかったです。
ホラー部分は怖かったです・・・・
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3月12日読了。2006年10月からアニメ化。絶版本なので、図書館で借りる。悪霊シリーズ1作目(全7巻)。
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今はなき(絶版)ティーンズハートの悪霊シリーズ。先に十二国を読んだ方は「なにこれ?!」というぐらい軽快な少女漫画タッチで進む物語ですが、ホラー部分はやっぱり小野不由美、怖いです。図書館で読むか、または漫画版が出てますのでストーリーだけならそちらでもオーケーかな。
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悪霊シリーズ(絶版の古いシリーズなので「悪霊がいっぱい!? 」「悪霊がホントにいっぱい! 」「悪霊がいっぱいで眠れない 」「悪霊はひとりぼっち 」「悪霊になりたくない! 」「悪霊と呼ばないで」「悪霊だってヘイキ!(上下)」の7作はまとめてレビュー)。ティーンズハート文庫だったため、キャピキャピの言葉遣いに小野不由美さんの苦労が忍ばれる。挿絵や鱶が飛び交う言葉遣いに購入をためらったけど、十二国記に見る、しっかりした世界観の作り方はさすが。後の「屍鬼」の作者だけに、お子ちゃま用と侮ると痛い目を見るほど怖い。言葉遣いの読みにくさで★を1つ減らしたけど、ストーリー的には5つ★。