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紙の本
弁護士の中身が見える
2000/07/19 23:23
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投稿者:チョーキング - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりその実体のわからない弁護士という職業。本書を読めば弁護士とはどのようなものか、イメージがつかめると思う。
例えば、「ある法律事務所の一週間」というところでは、弁護士がどのような業務をしているか具体的に書かれている。その業務は非常に多彩だ。著者によれば、特許関係や外国との取引に関する契約書の作成などの専門的な業務以外は、ほとんどの弁護士が手がけているそうだ。私は、弁護士は一人一人が専門分野に特化していると思ったので、これは意外だった。
また、「弁護活動のケーススタディ」という章がおもしろい。かなり生々しい事件がいくつか取り上げられている。これを読む限り、テレビドラマの弁護士は少し現実とは違うようだ。
最近では弁護士の不祥事をよく耳にする。しかしその一方で、本書に登場するように社会正義の実現を目指して活動する弁護士もいるということも認識すべきだと思った。