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紙の本
こんな本が欲しかった!
2005/05/18 10:51
14人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子ども向け絵本のベストセラー「ちびくろさんぼ」が出版元の
岩波書店により何ら分かりやすい説明もないままに一方的に
絶版とされたのが1988年。「えー、どうして?」「あんな
面白い本のどこが差別なの?」こうしたもって行き場の無い怒りを
胸にした人も多かったはず。幸いにして「ちびくろさんぼ」は
瑞雲舎から再販され、日本全土を歓喜に包んで久しいが、それでも
17年もの間、この素晴らしい子供向け絵本が、一体どういう経緯で
日本から「消し去られた」のかという疑問は未解決のまま残って
いた。こうした疑問を一気に解き明かしてしまうのが本書。
「ちびくろさんぼは黒人差別だ!」「黒人差別絵本を垂れ流す
日本は世界の潮流から遅れている!」と何時頃、どういう人間が
叫び始め、ワッショイワッショイと「言葉狩りゲーム」を盛り上げ
この傑作絵本を闇に葬ろうとしたかが、ほぼ完璧な形で再現され
整理されています。中山千夏、谷川俊太郎、本多勝一、井上ひさし、
田辺聖子、下村満子...そう、おなじみの「朝日新聞御用達」の
サヨク言論人文化人のオンパレード。これらの共産党シンパサヨクが
実行したナチス顔負けの「言葉狩りクリスタルナハト」の惨劇を
リアルに再現する本書は、まさに「ちびくろさんぼホロコースト」
がどのようにして実行されたかを理解する最良の解説書です。
紙の本
なんだかなあ
2020/12/19 22:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪堺市の市職員の一家3人で立ち上げた「黒人差別をなくす会」が『ちびくろサンボ』の絶版を要求する運動を展開した。これがなかったらこんな話はなかったのだろう。
いい作品だけどなあ。子どものころ、よく読んだなあ。発想が突飛で楽しいし、絵も楽しい。毒が全くなくて、文句なく楽しめる作品で、他人にもお勧めできるんだけど。
彼らは黒人差別は全世界で行われていると思い込んでいるのではないのだろうか。実際にそうなのだろうか。日本国でも行われているのだろうか?
識者と言われる方が、自分の意見を述べている。なんか建前だけを述べているだけに感じる。特に、出版元の岩波書店の当時の社長、安江良介氏のインタービューなどは典型的。聞かれたくない事を聞かれ、食ってかかっている。みっともない。
東郷茂彦氏に至っては差別問題に対して向かい合う考えなどなく同調しているだけ。これでワシントンポストの記者が務まるのかと思った。
一般の人のアンケートが、本文の欄外に載っているのだけど、識者よりも一般の人のほうがまっとうな意見を言っている。なんだかなあ。