サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

クリスマス ポイントUPキャンペーン(~12/25)

【HB】丸善・ジュンク堂書店×hontoブックツリー「ヘミングウェイを読む英語力をつけたいならこの本!」ポイント5倍キャンペーン(~1/18)

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

〈魂〉に対する態度
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1991.2
  • 出版社: 勁草書房
  • サイズ:20cm/247p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-326-15247-8

紙の本

〈魂〉に対する態度

著者 永井 均 (著)

〈魂〉に対する態度

税込 2,750 25pt

紙の本をカートに入れる

ほしい本に追加

  • 発送可能日: 7~21日

    ご注文後に出版社・製造元から取り寄せます。在庫切れなどにより取り寄せできない場合があります。

  • 納期/配送の目安について

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

関連キーワード

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

「哲学」から「思想」へ

2001/02/17 01:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:小沢純清 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 表現に対する内省的検討を怠り、用語の意味内容を全面的に先行文献の文脈に依存しているため、論理の空転を招いてしまっている、そのゆえに、私は大方の哲学者の書くものを嫌っていた。だが、この本は違っている。主にニーチェとヴィトゲンシュタインに依拠してはいるが、自らの実感に基づく思索によって、著者の論述がギリギリと音を立てて深まってゆくのが感じられるのだ。

 論文集の体裁をとっているこの本は、全体が三部に分けられている。
 1部は、大ざっぱにまとめてしまえば、〈道徳〉〈正義〉といった〈規範〉は、自己利益の無制限な追求から共同体を守るために生成してきたものであり、ソクラテス以来の哲学も、知を愛することを禁圧し、「より正しく生きる」ことを説いてきた。こういう「善なる嘘」に対し、「邪悪なる真理」を初めて突きつけたのがニーチェであったということを論じている。だが、ここまでは、むしろありふれたニーチェ像であり、「ニーチェ的解釈学」だといってよい。また、ニーチェが武器にした「誠実」がそれ自体「ルサンチマン」的モラルであり、ニーチェは自己破壊的(自己矛盾的)戯れの哲学者だという解釈も、ポストモダニストたちによってさんざんなされてきた。だが、永井氏の独創はこの先にある。道徳規範がその本質から判断して自己利益の追求の規制にある以上、盲目的規範ではありえず、したがって、他の規範(たとえば自己利益の追求)との選択を可能とする、より高次の「盲目的規範随順行動の水準」が存在するはずで、著者はそれを「賢慮」の段階と呼ぶ。この辺りの論述は、永井氏の緻密な思索力が十分に発揮された箇所だと思える。
 2部は、1部にくらべると統一のテーマというものが見つけにくく、1部と3部のいずれにも組み入れられなかった論文の集合という印象がある。むろん、個々の論文には随所に創見が散りばめられ、特に第四論文は、永井氏のニーチェ解釈の変容を示していて、永井氏自身にとって重要な意味を持っているが、それについてはのちに触れる。
 3部は、著者の思索の徹底性と深化の過程が最もよく窺われる論文群である。永井氏は、誰にとっても自分を意味する「私」と区別して、世界の開けの唯一の原点たる〈私〉=〈魂〉を措定する。そして、それについて様々な例を挙げ、角度を変えてくり返しくり返し説明を試みる。なぜなら、「それは、語るということが本質的に困難な見地」だからであり、語ろうとすれば、「特定の人物(すなわち永井均)を指示」してしまうか、「唯一であるはずの〈私〉が唯一でない(つまり誰もが各々〈私〉でありうる)ことを、暗に前提」してしまうからである。

 最後に、著者が「はしがき」で述べている、ニーチェ解釈の変化について言っておきたい。
 1部において、ニーチェは「邪悪なる真理」によって「善なる嘘」を批判する者として登場したが、2部の「醒めることを禁じられた夢」では、外部なき世界宗教たる《キリスト教》とは「別の夢」(別の善)を語る者に変容している。この変容が、著者のいう、著者自身の「『子供の立場』の内在的克服」と、さらには、「哲学」(子供)から「思想」(規範=「別の夢」)へという変化に対応していることは言うまでもあるまい。だが、この本では、それが十全に達成されているとは言いがたい。その意味も含め、著者永井均氏は、以後の展開を期待させる稀有の哲学者だということができるだろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

哲学読みもの ランキング

哲学読みもののランキングをご紹介します一覧を見る

前へ戻る

次に進む

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。