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殿下と七つの死体(ハヤカワ・ミステリ文庫)
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殿下と七つの死体 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

著者 ピーター・ラヴゼイ (著),中村 保男 (訳)

殿下と七つの死体 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

650(税込)

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現代本格ミステリの雄による良作

2002/03/01 02:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キイスミアキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 イングランドでも二番目という狩猟場を持つというデズボロー館。ある週のはじまりから、一週間にも及ぶという狩猟パーティに招かれたバーティことアルバート・エドワード皇太子は、事前に渡された招待客のリストから優秀な射手を省き、とても張りきっていた。
  
 狩猟パーティがはじまった月曜日の夜、美しい未亡人がホストを務める晩餐の最中に、招待客の一人である女優、クイーニー・アダムスが突然、テーブルに突っ伏す。彼女の愛人であった貴族が、急いで医者の元に連れていくのだが、その道中で彼女は息絶えてしまう。テーブルに置かれた彼女の名札には、タイムズから切り抜かれた《月曜日》という単語が挟まれていた。
 
 日を追うごとに新たな死体があらわれ、またしても出番と張りきるバーティだが、見事に解決できるのか?
 
 
 皇太子バーティが探偵として初登場したシリーズの第1作『殿下と騎手』での、彼の活躍ぶりときたら、とてもではないが酷いものだった。重大な失態を二度も披露してしまったものの、結果的には成功を納め、自らの探偵としての素質に満足した彼だったが、物足りないものもあったのだろう。本作では、その鬱憤を晴らすかのように、7つの曜日を題材とした詩に沿った、7つの殺人事件を解明すべく、奔走する。
 
 探偵としての能力の有無を自覚するようになったのか、バーティはホームズばりの職業当てを実践する。結果は言わずもがな、皇太子の推理が誤りであったと指摘することの難儀さから、推理の材料となるようなささやかな事実──本作では、靴の爪先にある小さな汚れ──を、推論の対象となった人物が、自ら消してしまう。これは、愉しい。
 
 バーティには、自分が欲している探偵の能力が、やや欠けているようだが、今回の事件では、別の才能を見事に発揮してみせる。大勢の中の特別な一人として、他者に与える影響を熟知し、それを上手く利用することで、皆にとってより良い状況を演出する。また、いざ事件の発生ともなれば、素早く決断し、命令を下している。バーティ自らが認めているが、生い立ちや立場上からも、戦場の将軍が必要とするような能力には、素晴らしく長けているらしい。
 
 成長したとは言え、自己中心的な人間であるという美点は衰えてない。クリスティを彷彿とさせる、曜日の詩に対する感想などは、彼の自己中心的な部分が、幼いころから形成させたものであることを示しているし、シェークスピアが貴族を殺しすぎる、特に王子を死なせすぎるという点から、英国最大の文豪をあまり好んでいないという点など、とても愉快だ。
 
 
 本作では、彼が探偵役を務めることの必然性が用意されている。《高貴な》身の上だけに、彼が事件現場にいたことが公になれば、一大スキャンダルとなってしまい、そうともなれば狩猟パーティを開いたホストにとっても多大な痛手となってしまう。そのために、自らの警護を担当する王室警察のスウィーニー警部を説得し、バーティが捜査の責任者としてしまうのだ。
 
 犯人の意図することもまた、バーティが犯罪の捜査に関わることであるという構成は、見事。 
 
 クリスティの某作を上手く使って、既に読んだことのある読者に対しては、決定的なミスディレクションとなる偽の真相へと推理を導いている。これは、非常に上手い。
 
 一度、完膚無きまでに騙され、愉しまされた人間にとって、同じような流れを感じると、どうしてもある種の真相への警戒心が芽生え、気づいてしまったと誤解する真相への興醒めから、ラストを読みたくないとまで思うことがある。そんな人間にとっては、本作のミスディレクションは効果覿面だろう。
 
 クリスティの某作品のパロディとしても、亜流としても、非常に優れた犯人捜しの本格。シリーズものということを別にして、本格探偵小説としても、高く評価することができるだろう。

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2011/09/23 17:27

投稿元:ブクログ

殿下シリーズの2作目。館もの。童謡の見立てもある。手垢のついたシチュエーションながら、しっかり意外な犯人を用意するところはさすが。ユーモアの冴えは前作ほどではない。

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