ＵＮＩＸ Ｃプログラミング

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投稿者：トリフィド　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　UNIX上でC言語を用いてプログラミングを行なう時に役に立つ本だ。C言語の知識を前提としており、言語自体に関する説明はない。つまり、C言語をマスターした人向けの、UNIXのシステムコールとライブラリルーチンの解説書である。

　UNIXの機能の全般に渡って、概念の説明、関係するシステムコールやライブラリルーチンの使い方や意味、関連する定数の解説など、サンプルコードを挙げつつもコンパクトにまとめてある。

　UNIXに通暁した人にとっても、普段あまり使わない領域の機能を扱う時に、その機能の解説の部分にざっと目を通して概要を把握するのに適した本だ。

　しかし一方、出版されてから時間が経っているため、最近の状況に合わなくなっているところも出てきている。サンプルコードも無修正では動かないものがあるなど、初学者が勉強を始めるのには適しているとは言えなくなってきている。

　最新の技術に適合した、同じようなコンセプトの本が出てくれると良いのだが。

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投稿者：アスキー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一般的なC言語解説書からは得られないUNIXの機能を十分に活かした高度なプログラミングについて解説します。システムプログラマのための上級プログラミング解説書です。