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  • 発行年月:1990
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/259p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-114303-X

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砂の上の植物群 改版 (新潮文庫)

著者 吉行 淳之介 (著)

砂の上の植物群 改版 (新潮文庫)

税込 539 4pt

砂の上の植物群(新潮文庫)

税込 539 4pt

砂の上の植物群(新潮文庫)

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みんなのレビュー14件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

我が恥ずかしき永遠の青春のあれこれ

2009/11/14 10:09

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:analog純 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「精神的不安定が生み出す、間歇的に訪れる肉体上の異変」

 えーっと、これは、この小説にしばしば出てくるシチュエーションをまとめたつもりの一文なんですがー、ちゃんとした文になっていますかねー。
 本文においては、こんな具合に出てきます。

 --------------------------

 そのとき、にわかに伊木一郎は躯に異変を覚えた。立暗みに似た気分だが、ふしぎに病的な感じではない。
 彼は部屋の隅の椅子に腰をおろした。異変はつづいており、躯の奥底でかすかな海鳴りに似た音がひびき、それがしだいに大きくなり、広い幅をもった濃密な気分が轟々と音を発して彼の躯の中を縦に通り過ぎた。膨らみ切ったたくさんの細胞が、一斉に弾け散ったような音がそれに伴った。

 ---------------------------

 えー、今となっては誠に恥ずかしい事をここで告白しますが、この様な状況に、昔、わたくし、ひじょーーに憧れましたねー。

 しかし現実には、我が肉体にこの様な繊細な「文学的」な反応は起こるはずもなく、ひたすら健康的にいつも腹が減っていた事を思い出すばかりであります。

 さて今回、この小説を多分20年ぶりくらいに読みまして、私事ながら、実にいろんな「若気の至り」を思い出しましたねー。

 えー、実に懐かしいんですが、改めて落ち着いて考えますと、この小説はまさに「青春小説」という感じが致します。それは、私にとってそうだという意味ではなくて、書かれている内容がまさにそうだという意味でです。

 主人公は、妻子のある40歳前の化粧品のセールスマンですが、彼の体に起こる上記のような状況とか、全編を貫く父との確執とか、どう考えても、これは「青春小説」としか思えません。
 だから多分、かつての私は、上記のような状況にひどく「憧れた」んだと思います、今になって考えてみますと。

 もう少し順を追って考えてみますね。

 この小説には、大きな要素として、変態的な性関係がいくつか出てきます。代表的なものは、痴漢行為とマゾヒズムでしょうか。
 私も、若かりし頃の読書においては、かなり興奮した記憶があります。

 (あのー、どうでもいい話なんですがー、小説中の痴漢行為が書かれている個所を読んでいました時、たまたま私は阪急電車京都線の二人がけのロマンスシートに乗っておりましてー、なぜか偶然隣に座っていたのが妙齢の女性だったもので、思わず自分が痴漢行為をしてしまいそうな際どい感覚になった事を、今に至るまで覚えておりますから、まったく私って、どうしようもない馬鹿ですねー。)

 しかし、これらの性的な表現について、もはや衝撃性がかなり薄れてしまった現在、それらを取り払って落ち着いて読んでみると、上記にもありますように、この小説は、実に一本道に歩む「教養小説=ビルドゥングス・ロマン」である事が分かります。

 それらの性的出来事は、青年期特有の「不健康さ」ではあっても、「頽廃=性的頽廃」ですらありません。
 主人公は女性との性関係を通じて、実に真摯に「自分探し」をしています。

 そして、その「自分探し」にめどが付き、これ以上の性関係が「性的頽廃」に位相を換えそうになる時、小説は終末を迎えるという構造になっています。

 うーん、この小説は今でも大いに読まれているんでしょうか。
 永遠の青春小説として、いつまでも読み継がれる事を、私は願ってやみません。

 ところで、それはそれとして、私はまた昔の恥ずかしい事を思い出してしまいました。
 それは、かつて私が殴り書いていた「小説」が、思いの外にこの小説の影響下(これはもう「剽窃」?)にある事が、この度改めて分かったことでありまして、うーん、これは「若気の至り」ではすまされんなーと、慚愧に堪えない思いであります。
 私は謹んで今日一日、深く反省いたす所存であります。はい。

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紙の本

吉行淳之介の性描写は誰も真似できない

2019/01/26 00:35

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

柔らかな文体で書かれているので、「さすがに吉行淳之介は性描写の天才だな、いや神だな」と感嘆しているところに、「でも、これって、SMプレイだよな?これって、今だったら淫行で捕まっちゃうよな?これって倫理的にどうなの」と自分でつっこみをいれてしまった。作者と主人公・伊木は同じ年で父を亡くしている。作者の父は朝ドラ「あぐり」でも有名になったエイスケさんで伊木の父と同様に自由奔放な人であったようだ。自分が父が死んだ年齢を超えてしまったとき、もう永久に父を超える苦しみを背負い込むことになると感じてしまった。

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紙の本

性を扱った小説は湿潤な方がどきどきするし興奮する。そして、まとわりつくこの陰翳こそが、死ぬまで癒されることのない生の孤独をとらえている気がして…。

2002/06/23 20:00

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 雨に降り込められてしまう梅雨どきというのは、エロティックな小説を読むのにふさわしいシーズンなのではあるまいか。雨音が響く家の内は密室度が高まり、けだるい。やがて訪れる夏の日の解放感に向けて、梅雨の国の男女は、多かれ少なかれかびくさい鬱屈を抱え込んでいる。
 永井荷風に『つゆのあとさき』という小説がある。適当なタイトルが見つからず、このタイトルに落ち着いたというようなエピソードがあったやに記憶するが、何やら淫靡な感じが漂ってきて、荷風のエロスにいかにもふさわしい。

『砂の上の植物群』は大きなベストセラーになった小説で、性にこだわった小説を書きつづけた吉行淳之介の代表作だ。そんなこと書くまでもないことだろうが、「趣味は読書。愛読書はハリポタに江国香織や辻仁成」という若い読者たちにとっては、「この人だれ?」ってなものだろう。
 いい年をした私だって、『夕暮まで』という小説がはやり、「不倫」という言葉がまだ特異な意味として定着していなかった時代に「夕暮族」なんていう言葉が流行語になったことも知ってはいるものの、吉行淳之介を読もうなんて考えたことはなかった。脂に薄汚れたおやじたちの性を描いた小説なんて、どこが面白かろう。一番やり過ごしたい代物である。
 その気持ちは今も大して変わらず、避けて通って何ら不都合のない要素ではあるが、季節は梅雨だし私も身の内に多くの陰翳を抱え込んだ中年になった。呼び寄せられてしまった…と言いたいところだが、それではあまりに上品ぶりすぎというものだろう。

 主人公の伊木というセールスマンのいささかファナティックで変態的な性生活を追っていく。物語の屋台骨を成す18歳の少女とのショッキングな関係の始まりに続いて、伊木の古くからの友人が強姦未遂で拘置される。その井村の痴漢経験を語るくだりに、まずはハッとさせられる。
 今さら何てこともないから書いてしまうけれど、長年、満員電車に揺られての通学、通勤をしていた私には、ご多分に洩れず不愉快な被害経験がいくつかある。まあ、気持ちや衝動はわからないでもないけれどねえ…と思っていたけれど、そのような行為に走ってしまうように作られた男性の性が悲しく、行為の対象とされてしまう女性という自分の性が悲しくもあった。
 井村の痴漢人格が詳述されたエピソードに、なるほどと感心させられるのを手始めとして、上記の男女の性、そして生につきまとう悲しみが全体を覆っている。これは、そういう小説なのである。

 18歳の少女が、親代わりである姉の化けの皮をはごうと、主人公の伊木に悪だくみをもちかける。「ひどい目にあわせてほしいの」…と。
 はじめ伊木はミイラ取りがミイラになったように、少女の姉との性の中に溺れ込む。が、それはアメーバのように彼に襲いかかってきてまとわりついたのではなく、「伊木一郎の加虐的な兇暴な感情と、それを受止める京子の躯とが、ふしぎな調和を示したのである」。
 京子の性の嗜好をつかんだ伊木が、それを利用することで「ひどい目にあわす」残酷な結末には興奮を禁じえない。破滅を自覚しながらも、短い充足を求めて極限へ向かっていってしまう男と女。その姿が自然であるのは、やはり中年の性なのだろう。

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紙の本

吉行エロイぞー

2002/03/27 10:22

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:白井道也 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「原色の街・驟雨」を読んだ時はそんなに思わなかったけど、この「砂の上の植物群」では吉行のエロさがみなぎってて良かったです。高校生の明子が主人公の伊木をつかまえて「姉をひどいめに合わせて」って言うけど、そこでとった伊木の行動が凄い。そのシーンを地下鉄の中で読んで、僕は完全に興奮してしましました。

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紙の本

2つの性欲

2002/01/10 20:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ユカリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 もと定時制高校教師、今は化粧品セールスをしている伊木一郎。彼は、三十半ばで亡くなった父の影を感じ続けている。
 真赤な口紅をぬった高校生の明子、彼女は大人の女であるかのように彼を誘った。処女を捨てるために。そして彼女に頼まれる、姉、京子を酷い目に合わせてほしいと。京子と出会い、性にのめりこむ。
 被虐的性質、兄妹相姦の疑惑、明子の少女的拒否、それらは充実感を伴う、熱い衝動を持った、正しい欲として描かれている。一方、時折、お互いが努力して興奮している状態にもっていこうとする、まさに性のためだけの性欲、性的退廃が顔を覗かせる。それを巧みにすり抜けようとする。しかし結局は、その猥雑で歪んだ変態的な心持しか感じない、とろんとした、斜面にずり落ちてゆくのだ。粘った暗い欲情へ。
 関連挿話が所々に散りばめられ、時に作者自身が解説する。この本の主題が見えてくる。

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2006/05/26 05:00

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2007/05/24 01:58

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2009/08/30 12:58

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2010/08/15 15:12

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2010/08/24 11:10

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2012/07/30 00:07

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2013/01/16 22:34

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2013/09/01 01:25

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2014/10/04 08:04

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