サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

ブックオフ宅本便ポイント増量キャンペーン ~4/15

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 5 3件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1992.5
  • 出版社: 河出書房新社
  • レーベル: 河出文庫
  • サイズ:15cm/333p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-46100-7
文庫

紙の本

太平洋の防波堤 (河出文庫)

著者 M・デュラス (著),田中 倫郎 (訳)

太平洋の防波堤 (河出文庫)

税込 726 6pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー3件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

辺境の子供たち

2022/12/26 18:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

フランス植民地のインドシナで暮らす母と二人の兄妹。母親は夫が早く死んだのちに政府の払い下げの農地に移ってきて子供二人を育てた。だがその払い下げ地は塩害で使い物にならないもので、生活は苦しい。払い下げの不正は現地当局の腐敗あるいは無責任の結果であって、救済策もなく、これまで多くの植民者が破綻してきた代物。そこで母親は自力で防波堤の建設に取り組むのだ。
現地フランス人のコミュニティも力が弱く、人々は孤立している。家族は結束しているが、子供たちは、兄は家から離れていく誘惑に勝てないし、主人公である妹の方も求婚者を物色するようになる。この地の白人コミュニティは、ヨーロッパ社会の劣化コピーであり、半ば現地民化していて、宗主国としての立場は一般人には縁が薄い。これが植民地経営の実態であり、現地人への搾取だけでなく、フランス人たちも植民政策の犠牲になっていたのが現実なのだろう。題名は文字通り太平洋という抗うことのできない巨大な自然の前に無力であることと同時に、この極東の最果ての地で生きるしかない無力感を示しているようにも思う。
植民地の厳しい生活は、イギリス人でもドリス・レッシングの一家が南ローデシアの農場経営で苦闘していたのにも通じるし、そこから這い上がって母国で成功するにいたる執念の源泉が、この子供時代にあったのだろう。一家でインドに移住したラドヤード・キップリングや、アフリカで育ったジェイムズ・ティプトリー・Jr.のような、親の社会的地位が高い子供たちととは違う、成り上がり的な要素も潜んでいるのかもしれない。ただし若者たちは、素朴で時に野卑な育ちをしながらも、植民地社会の矛盾や限界をよく観察して見極めてもいる。
主人公の親子三人は、今の生活から逃げ出したい欲求と、これまでの生き方へのプライドがせめぎ合っている。若者たちはいずれ家を離れていくことは、はた目からは予想できるものの、当人たちにはもちろん不確定な未来でしかない。なにより印象的なのは、妹と兄、娘と母親の結びつきの強さで、このしがらみから離れようとして離れられない。その葛藤が彼らの中では激しく渦巻いているが、決して表面化することはなく、静かに、静かに、まるで時間が解決するとでもいうように、事態は推移していく。生々しいけれどなにげない言動の中に、心情の揺れや、将来の見通しといったことが、少しずつ入り込んできて、変化の兆しが見え始めている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。