サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

【HB】丸善丸の内本店×hontoブックツリー 「本」の本 ポイント5倍キャンペーン(~4/25)

アウトレットブック ポイント5倍キャンペーン ~5/5

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

韓非子 上巻(中公文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.7 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1992.7
  • 出版社: 中央公論社
  • レーベル: 中公文庫
  • サイズ:16cm/441p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-12-201919-2
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

韓非子 上巻 (中公文庫)

著者 韓 非 (著),町田 三郎 (訳注)

韓非子 上巻 (中公文庫)

864(税込)

ポイント :8pt

現在お取り扱いができません

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

法家思想を完成させ、中国の統治原理に多大な影響を与えた韓非の思想

2008/05/03 09:21

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Skywriter - この投稿者のレビュー一覧を見る

 韓非子は戦国時代末期の思想家である。戦国時代に先行する春秋時代には沢山の小国が林立していたが、それらはやがて大国に吸収されて姿を消していく。戦国時代初期には生き残った秦、楚、斉、燕、趙、魏、韓の七大国が並び立っていたことから戦国の七雄と言われたが、韓非子の時代には秦が頭一つ抜きん出ていてた。一強六弱の世界で、弱い方はどう生き残っていくかが常に政争の中心で、秦以外の国々で結んで秦を封じ込める合従策と秦に庇護を求める連衡策が凌ぎを削っていた。

 特に韓の国は秦に隣り合っていたために早くから領土を削られていつ滅んでもおかしくないほどにまでなっていた。韓非はその韓の公子である。母国の状況をなんとか打開したいとの篤い思いが、韓非を徹底した法家とさせたのだろう。性悪説で知られる荀子に学び合理的思考を身に付け、道家の思想を背景にしながら法家思想を完成させた。

 一言で纏めてしまえば、官吏が民衆をコントロールすための法と、君主が臣下を使いこなすための術。この二つの重要さと使い方を説いていくのが韓非子という著作の内容と言って良い。徹底して磨きをかけた思考の跡からは、今も学べるところが少なくない。

 韓非はまた、例え話の才にも恵まれていた。

 堯と舜という伝説の帝王を取り上げてこう説く。堯が完璧な聖人だとしたら、その下で舜が活躍することはありえない。なぜなら堯が全ての問題を解決してしまうからだ。なのに堯も舜も聖人だという人々がいる。これはおかしい。

 これに続いて、かの有名な矛と盾を売る商人の話をするのである。どんな盾でも打ち破る矛とどんな矛でも防ぐ盾、これらは両立できない。堯と舜を同時に聖人とすることはできないのだ、と。

 他にも”まちぼうけ”で知られる話や逆鱗など、誰もが知る言葉や話が織り込まれているので、短編集を読んでいるかのような楽しみがある。

 しかし、その思想のあまりの苛烈さにはついていけない、というのも事実だ。例えば、韓非は厳罰主義を説く。軽微な罪でも死刑になるとなれば、ほとんどの民衆は決して罪を犯さなくなる。これによって社会の安定は保証される。だから賢い君主は刑を重く用いるべきとする。刑と対になるのは賞である。この賞も与え方は慎重にするべきだ。なぜなら罰と賞の権限を一手に握ることが君主の権力を保たせるからだ、という。

 だから何も無いのに恩賞を与えてはいけないとする。それは確かに言うとおりだろう。しかし、飢饉になっても食料を供出すべきではない。なぜなら、民衆を救うためとはいえ功の無い者に何かを与えると信賞必罰のルールが崩れ、ひいては社会から真面目に働く者が居なくなってしまうからだ、というのである。ここまでくると諸手を挙げて賛成することはできない。

 韓非に国を救うための熱烈な思いがあったのはひしひしと伝わってくるし、そのために思考を巡らせた事も分かる。だが、その議論は机上で組み立てられたものであって、現実性という点では欠ける点が多いな、と思わされた。

 この韓非は、始皇帝の元に趣き、そこで兄弟弟子だった李斯に讒言されて死を遂げることになる。皮肉なことに、法家思想を社会に広め完成させたのは、この李斯だった。更に秦の後に成立した漢が秦の法律を引き継いだことで、韓非の思想の少なからずはその後の中国を形作った。そういう点からも興味が尽きない著述である。思想に共鳴するかどうかは別問題として、読んで面白い本であることは間違い無いと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/06/03 23:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る