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紙の本
電話の社会学的研究
2000/12/15 08:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dakara - この投稿者のレビュー一覧を見る
電話はもはやわれわれの生活にとって欠かせないコミュニケーション・ツールのひとつとなっています。
そのような電話(本書で論考の対象とされているのは、一般家庭に置かれている加入電話のことです)が、どのようなプロセスで進化してきたのかについて、技術的背景や社会的背景を踏まえながら、非常に興味深く論じています。
非常に示唆に富む本ですが、出版からすでに8年が経過しており、やや古さを感じてしまう箇所があります(仕方のないことですが)。本書が出版された当時は、また携帯電話が出始めたときでした(本書でもそのことについて触れています)。いまや、電話が1人1台の時代になりつつありますし、電話も技術的にどんどん進歩しつつあります。そのような社会・技術情勢の変化を踏まえた上で、新しい版の刊行を期待したいものです。