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伝奇集(岩波文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 78件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1993.11
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/282p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-327921-2
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

伝奇集 (岩波文庫)

著者 J.L.ボルヘス (作),鼓 直 (訳)

伝奇集 (岩波文庫)

842(税込)

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トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス 13-40
アル・ムターシムを求めて 41-52
『ドン・キホーテ』の著者、ピエール・メナール 53-70

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みんなのレビュー78件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

ボルヘスという時空間

2009/07/09 00:48

12人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K・I - この投稿者のレビュー一覧を見る

僕は各出版社のサイトを「お気に入り」に入れて、代表的な出版社がこれから出す予定の本の情報を把握しようと努めている。(その作業は、いい時間つぶしになる)。

そういう作業で、岩波文庫から『創造者』が出ることを知って、本屋で購入した。ボルヘスの写真が表紙に使われていて、素直に、かっこよかったからでもある。また、岩波文庫のサイトでの紹介文で多分に興味を引かれたからでもある。

『創造者』は僕にとって「人生初ボルヘス」だった。僕は保坂和志という作家に微妙な感情を抱いているのだが、彼のサイトはたまに見る。そのサイトの掲示板で、ボルヘスを薦めている人がいて、頭の片隅にはその名前が刻まれていた。

長い物語、というものがある。「源氏物語」でも、『白鯨』でもいい。僕もそういうものに挑戦しようという気が起こることがある。事実、今年の正月に、アルバイトで貯めたお金で岩波文庫版の『白鯨』の上、中、下をすべて揃えた。その後、その本はどうなったか?

以前も書いたが、僕はヘミングウェイの短編が好きだ。僕の中で一つの「指針」にすらなっている。ただ、『日はまた昇る』は何ヶ月か前に購入して、三分の一ほど読んでから、読む気にならない。

これは、一般的にそうなのかもしれないが、僕は長い物語を読むのが、不得手だ。事実、『ねじまき鳥クロニクル』も途中で、いやになって、ブックオフに売ってしまって、売ってしまったら、読みたくなって買い戻して、なんとか読了した、ということもあった。

『白鯨』は結局、本棚の整理という名目の元、僕の気まぐれ(とわずかな小銭欲しさ)のために、読まずに、ブックオフに売ってしまった。

ボルヘスの『創造者』は短い文章と詩だ。内容は難解というか、世の中に大量に流通している「分かりやすいもの」の論理では「分かりにくい」といえるかもしれないが、そのテクストの「内部」に入ってしまえば(「迷路」とあからさまなメタファーで呼んでもいいが)、読むことが快感になる。

そういうわけで、長い物語への苦手さということもあいまって、僕は『創造者』をとても気に入った。で、ある用事で大型の本屋に行く用事があったので、ボルヘスの他の本を探しに行った。

実は、『伝奇集』のことは、存在としては知っていた。その強烈な表紙によって。その表紙は僕に近づき難さを感じさせた。なんか、「怖い」というか。でも迷ったあげく(迷ったというのは、お金の使い方についてでもある)、購入した。

読んでみて、買ってよかった、と思った。すべて、短編。しかも独特の文学世界がそこに開かれている。
おそらく訳者の日本語が読みやすいということもあるのではないか、と思う。

僕の人生にジョイスが現れたのは、僕が二十五歳のときだった。そして、僕は二十六歳のときにボルヘスに出会った。ボルヘスという星は僕の天体に輝き続けるだろう。南西の方に。

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紙の本

伝奇集

2001/10/05 17:17

5人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あんぱん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 作家のための作家といわれたボルヘスの作品。
 たしかに作家のための作家といわれるほどあってこの作品もいささか文学にしては難解というかややこしいというか、とにかく普通の文学作品とは違った趣を味わうことが出来る。

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2011/06/09 09:37

投稿元:ブクログ

なにげにラ米文学は初めて。
ボルヘス、おもしろかったです。
ちょっと江戸川乱歩傑作選を思い出させるこの短編集。
とても簡潔なすっきりとした語り口で、
引用したくなるような文章の美しさではないんだけど、
一つのまとまりとしてぐっとくる世界観です。

一番最初のでインパクトが強かったせいか
「トレーン」の話が好きです。
この国の言葉には名詞がなくて…というあたり、
ものすごくワクワクしました。

あとは円環の廃墟、バベルの図書館、記憶の人フネス、ユダについての三つの解釈、あたりが印象的だったな。

なんとなく、主語を隠してばらすような手法が多い、
のは、主語によって動詞が変わるという文法ゆえでしょうか。
日本語の場合は主語があやふやなことが日常だからな。

2013/07/17 13:24

投稿元:ブクログ

今月の猫町読書会課題図書読了。普段はパラパラと流し読んで雰囲気を楽しむだけのことが多いボルヘスの短編だが、ちゃんと読書会の場で話ができるように、一篇、一篇いつくしむように二度三度と読み返しながら読む。訳注は主に固有名詞の説明だけで「読み」を助けてはくれないので、正直、もうちょっと読めればいいのにと思うところもあった(特に「フェニックス宗」とか)。

手元にあるのは 1995年の第五刷なので、初読はおそらく大学院ころ。17,8年ぶりくらいに再読してみて、あらためて「架空の本」をモチーフにした短編が多いことに驚く。スタニフワフ・レムが「完全なる真空」「虚数」を書くにあたってボルヘスの影響を受けたというのは有名な話だが、さもありなん。

気に入ったのは「『ドン・キホーテ』の著者、ピエール・メナール」「裏切り者と英雄のテーマ」、次点で「刀の形」。昔は「バベルの図書館」がお気に入りだったのだが、今読むとそれほどのものでもなかった。

2009/10/26 23:23

投稿元:ブクログ

 夢と現実のあわいに浮び上る「迷宮」としての世界を描いて、二十世紀文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九‐一九八六)。本書は、東西古今の伝説、神話、哲学を題材として精緻に織りなされた彼の処女短篇集。<amazonより>
 プロローグにすべてが語られている。つまり「数分間で語りつくせる~」。本書ではこれを実践し、予言通り、狂気の書になっている。普通の人(私のような)が読むと八割は意味が分からない。残りの二割は知らない固有名詞である。ただ、イメージ的に共感できる物もある。たとえば「バベルの図書館」は、図書館内にある膨大な本をすべて読んだ人は絶対におらず、実際に読むことも不可能なのだが、図書館の中(秘密の場所)には、全ての本の内容が詰まっており、その1冊を読んだだけで全ての本を読んだことになる、すなわち「神の本」があるはずであるがどうしても見つからない、というような。たぶん図書館のヘビーユーザにはたまらない短編だと思う、「バベルの図書館」だけだが。

2014/12/27 00:27

投稿元:ブクログ

目当ては「バベルの図書館」。
ケンブリッジ大学の数学教授が話題にしていたのがきっかけで読みました。
書評のような話は勉強不足でよくわかりませんでしたが、後半の話は楽しく読めました。
世界的に有名な文学者って、ほんと独創的。
以前読んだガルシア・マルケス然り。
どこからそんな想像力が出てくるのだろう~

2006/05/01 06:21

投稿元:ブクログ

翻訳するの大変ですねー人生とは思索ですよね としか… 筋が平坦じゃないので自分としては難解ですが、たまにすごく読み返したくなる。でも実行しなかったり。

2006/11/03 23:22

投稿元:ブクログ

GEBのアキレスと亀の話を読んでいるみたいな錯覚に…イマイチ面白みに欠けます。コンセプトの一つが「既存の作品に注訳をつける」とか言ってますが、第一その既存の作品とやらがこれまた古い本で…。

2006/09/25 22:49

投稿元:ブクログ

複数の意味で自分の知識不足を悔やんだ本。
そしてもっと色んな事を知りたくなる。
そういう意味でも自分的に良書。
もちろんこの本のミソは全然違う所にあるけど。

2008/01/01 16:33

投稿元:ブクログ

 名前は良く聞くのだが、この人の本を読むのは初めて。ぐるぐる回る迷宮の中に異常な博学が詰め込まれてめまいがする。久しぶりに、心のそこから楽しいと感じた本。特に「バベルの図書館」が大好きだ。

2006/12/19 06:38

投稿元:ブクログ

現代ラテン・アメリカ文学の巨匠ボルヘスの代表作的短編集。
残念ながら、筆者の読解力と知識不足のためか難解な作品が多く読破に労力を要したが、ボルヘス作品の特徴らしい偽書創造というべき作風はかろうじて理解できた。
集中ではわけても短編「バベルの図書館」は白眉中の白眉といえ、その無限規模の迷宮世界の構築はイマジネーションの極地であろう。「コンパスと死」などミステリ的な構造を持った筋立てのものもあり、ボルヘスの数多の技巧的な興味を堪能するために読むのも一つの知的満足を得られるに違いない。ただいかんせん感興度においては
及び足りない部分はあるので、個人評価としてはやや落ち目に下したのは筆者の不明とするべき所か。

2009/03/18 15:32

投稿元:ブクログ

夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて現代文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九―一九八六).われわれ人間の生とは,他者の夢見ている幻に過ぎないのではないかと疑う「円環の廃墟」,宇宙の隠喩である図書館の物語「バベルの図書館」など,東西古今の神話や哲学を題材として精緻に織りなされた魅惑の短篇集.

2011/10/23 03:18

投稿元:ブクログ

2011年10月の読書会課題図書。
読書会でみんなと意見を交わしているうちに、「★★」→「★★★★」くらいに評価が上がった希有な作品だった。それも読書会が終わった後じゃなくて、読書会の途中から。
1編ごとに読み終わった直後の「で、何なの?」と、生じてくる疑問。意図がわからなかったり、意義がわからなかったり。だからこそ、「で?」となるんだけど・・・。
これが不思議なことに、読書会においては、「で、何なの?」というのが、決して自己完結しない問いかけを、誰かに向ける動機づけになるような感じがして。完結していないし、あくまで描写/アイディアの羅列だったりするので、だからこそ皆で語り合うことで、作品への想いが深まってゆく感じがして・・・。ボルヘスの短編集は本を読むことが相互行為であることを、認識させてくれるように感じた。

加えて『砂の本』の中の、まさに「砂の本」を読んでから参加したのも、大きかったかも。たった数ページにもかかわらず、アイディアは勿論、キャラクターの感情の移り変わり(とても貴重な「砂の本」を所有した事による不安、それを解消するための行動)は、共感できたから。この作品によって、「ボルヘスはNO!」みたいなことにはなってなかったからね、自分自身が。この点は大きいんじゃないかな。

とは言え、最初に「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」を読んで思ったのは、これだけ期待(世界)を膨らませておいて、この1編から始まる、この短編集は、この高まる期待にきっと応えてくれるに違いないみたいな、「願い」だったんだけど、決して、その「願い」には応えてはくれていなかった。まあ、そんなん、こっちの勝手で、ボルヘスの知ったこっちゃあないんだろうけど。

下記、特に記憶に残った短編。
「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」
「バベルの図書館」
「裏切り者と英雄のテーマ」
「隠れた奇跡」
「南部」

2007/08/15 09:32

投稿元:ブクログ

『バベルの図書館』『トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス』『八岐(やまた)の園』など星5つものも沢山。時間と記憶との迷宮というのか、この世界観の中に取り込まれると、抜け出すのが難しいみたいで、一編読む度に一度本を閉じてボーッとしてしまった。
ただ推理小説仕立てのものとかは、うーん。好きずきかもしれないけどね。

2010/04/02 20:24

投稿元:ブクログ

本を読むときに目眩を覚えるのは、書かれている内容よりも、その歴史について、歴史の天使に吹きつける風だ。