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渚にて 人類最後の日(創元SF文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 20件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1992
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元SF文庫
  • サイズ:15cm/409p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-61601-1
  • 国内送料無料
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渚にて 人類最後の日 (創元SF文庫)

著者 ネビル・シュート (著),井上 勇 (訳)

渚にて 人類最後の日 (創元SF文庫)

907(税込)

ポイント :8pt

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みんなのレビュー20件

みんなの評価4.0

評価内訳

最後の静かな日々

2001/09/08 05:27

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トリフィド - この投稿者のレビュー一覧を見る

 数多くある破滅テーマSFの中でも、ことさらに輝きを放つ名篇である。

 第3次大戦により北半球は壊滅。アメリカ海軍の原潜スコーピオン号は放射能帯を避け南下、オーストラリアのメルボルンに入港する。しかし放射能帯は着実に南下し、核の劫火による死を免れたこの地にも、刻々と最後の時が近づいてくる。

 作品では、運命が定まった人々の、最後の静かな日々が淡々と描かれる。他の同様な作品にあるような、パニックや暴動などは存在しない。人々は静かに運命を受け入れる。そしてその様子がかえって痛々しく胸に迫る。

 パニックも暴動もないなんてありえない、と思うかもしれない。しかしこの小説の力が、そんな不信の念など忘れさせてしまうのだ。

 オールスターキャストで製作された映画化作品も傑作である。小説も映画も、ぜひ両方味わっていただきたい。

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編集部コメント

2003/02/22 21:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東京創元社編集部 - この投稿者のレビュー一覧を見る

小松左京さんが推薦!
「未だ終わらない核の恐怖。21世紀を生きる若者たちに、ぜひ読んでほしい作品だ」

北半球で世界戦争が勃発、物語の舞台となっているオーストラリアにも、放射能は刻々と迫ってきています。ある日、絶滅したはずの北半球から無線信号が届きました。最後に残った原子力潜水艦が、ひとすじの希望を抱いて調査に出ます。ですが、乗組員たちにもオーストラリアの人々にも「最後のとき」は確実に近づきつつありました。人類の終末の姿を描破し、時代を超えて感動を呼ぶ名作です。

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未来版『渡鬼』

2003/08/12 02:27

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もくりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 核兵器を使った戦争後の世界。北半球は核で汚染され、汚染されてない南半球で人々は生活していた。核汚染から、アメリカの原潜「スコーピオン号」は、オーストラリアに逃れた。しかし、オーストラリアにも核汚染の雲は確実に迫っていた。

 後何ヶ月で絶対に死ぬのだ。

 訳書特有のもので文体がト書きっぽいのが読みにくかったけれど、そのおかげで、SFというより、未来版「渡る世間は鬼ばかり」という感じがした。作中何度か、人類が存続できるのではないか? という希望を持たせるがことごとく、潰される。そこが、「渡鬼」の日常生活にゆっくりと忍び寄る死と美味くマッチして、飽きさせない。仕事に生きる艦長、レースに溺れるスピード狂の科学者、それぞれの人生に影響を与えつつ、ついにその日を迎える。読後、普段は考えもしない、核の恐怖のことについて考えてしまった。
 僕なら吉牛の牛丼食って最後を迎えます。あなたならどう過ごします? 最後の日まで。

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泣けます

2005/12/14 20:41

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピエロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

年のせいか、涙腺が弱くなってきたような気がします。以前は「感動するから」とか「絶対泣けるから」とか薦められた小説や映画などを読んだり見たりしても、感動はするものの泣くということはありませんでした。ところが近頃、何でこんなところ(こと)で?と自分でも不思議に思うようなことで鼻の奥がキューンとなって涙が出てきます。一人のときはまだいいのですが、図書館で本を読んでいるときでも、コンビニでマンガ雑誌を立ち読みしているときでも、ちょっとでも何か心に触れるものがあったりすると、もうダメ、ウルウルと涙ぐんできてしまいます。
そんな、涙が出やすくなってはいるのですが、ここ最近で読んで涙が止まらなかったのが本書。第三次世界大戦で使われたコバルト爆弾による放射能で北半球は全滅。その放射能が少しずつ、だが確実に広がってきているオーストラリアに暮らす人々の姿を描いたSF小説。
パニックを描くではなく、放射能をなんとかしようとする英雄も出てこない。ただ淡々と、いつもと変わらぬ毎日を送っていこうとする姿は、もうそれだけで涙ウルウル、そして感動のラストシーンにいたっては、もうおおげさでなく号泣でした。
泣けるSFベスト3(あと二つはありがちですが『アルジャーノンに花束を』と『夏への扉』)の一作、ぜひ読んで泣いてください。

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2004/11/15 14:31

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2007/08/15 13:24

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2006/12/16 01:18

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2013/03/12 16:51

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2011/11/19 17:05

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2010/06/01 00:58

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2014/04/19 22:05

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2011/05/10 00:57

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2016/06/05 10:51

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