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商品説明
生命と宇宙の結び目、心が一切を創る。運も成功も健康も、すべて心の働きだ。心に宇宙の無限の力を取りこみ、積極的に生きてみよ。多くの人をよりよい人生に導いた、哲人天風の感動の教え。【「TRC MARC」の商品解説】
生命(いのち)と宇宙の結び目、心が一切を創る。運も成功も健康も、すべて心の働きだ。心に宇宙の無限の力を取り込み、積極的に生きてみよ。多くの人をよりよい人生に導いた、哲人天風 感動の教え!
宇宙本体の力は、人間の心の状態を鋳型として、これを現実化させる自然現象を現す。宇宙を司る宇宙本体の力が、我々の心が取る態度と、まったく同じ態度で我々に臨む、という事実がある。その宇宙本体と常に結ばれている自己を、明瞭に意識して活きると活きないとでは、どれだけ人生に大きな差が出来るかわからない。──(本文より)【商品解説】
著者紹介
中村 天風
- 略歴
- 〈中村天風〉1876−1968年。東京生まれ。日清・日露戦争で軍事探偵として活躍。結核が縁でヨガの大聖人に出会い悟入転生。43歳で実業界での地位・財産を放棄し天風会創設。会員数のべ100万人。
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紙の本
心の大切さを教えて貰える本だと思います。
2020/12/31 22:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まお - この投稿者のレビュー一覧を見る
心も大切さが書かれている本だと思います。心の持ちよう如何で良くなるものだと。このような立派な方(中村天風氏)は大昔の方ような印象を勝手に持っていましたが、没年は1968年で、約半世紀前にはご存命だったのだということが、とても衝撃的でした。著者が当時からご立派だったことは間違いないと思うのですが、半世紀かけて世の中も日本人の氣質の様なものも大分変わったのではないかと考えてしましました。
紙の本
天風哲学
2002/06/03 12:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぺんた - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が、中村天風にはまった最初の本です。現在は財団法人天風会が全国で会員を増やしているようです。この本には中村天風の哲学の全てが書かれています。その言葉は人に優しく、そして熱い! 人間はいかに生きるべきはを説いたまさに究極の1冊です。
紙の本
天風の説く「積極」とは
2001/09/12 13:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:白悠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、中村天風師が自ら創見した天風哲学について講述されたものを収録したものです。「真に幸福で充実した人生をつくりあげるためには、どのように生きるべきか」という命題に対し、天風師があくまで力強く、情熱をこめて語っています。なお、本書を読まれる際には、ある程度天風師の教えについての基礎知識があったほうがよいと思います。
さて、天風師の教えの目的は、自己の心身の能力をいかんなく発揮して、世界の幸福のために貢献することで、自他ともに健康で生き甲斐のある人生を建設することにあります。そのために人はどう生きるべきかということを、本書の中で天風師はさまざまな観点から明快に説いています。
例えば、「言葉」について説明されています。時として言葉はぞんざいに扱われがちですが、天風哲学では言葉を非常に大切にします。なぜならば、ほとんどの場合、思考は言葉によって行なわれるからです。そして、実在意識/顕在意識において行なわれた思考は潜在意識に印象されます。したがって、なるべく肯定的な言葉づかいをするように心がけることによって、自分の行なう思考も積極の方面に転換することができるわけです。
この言葉の使い方からお分かりいただけるように、天風哲学は「心の持ちよう」を何よりも重要視しています。その理由は、本書で詳しく説明されていますが、その一つを紹介します。
それは、幸福・不幸福というものは、人の心が決めるものだからです。例えば、同じ食べ物を食べる際に、「こうやって食べ物をいただけることは本当にありがたい」と思いながら食べるのと、「この食べ物にも飽きたなあ」と思って食べるのとでは、その人の幸福の度合いには雲泥の差が生じます。
そこで、本書で天風師は「一切を感謝と歓喜に振り替えていく」ことを勧めているわけです。実は、この言葉の裏には、肺結核という死の病を抱え、造物主が自分を生かしていることを恨みに思っていたという天風師自らの体験があります。その後三郎青年(後の天風師)はヒマラヤのヨガの大聖者・カリアッパ師と奇遇し、厳しい修行の末に心身ともに生まれ変わりましたが、その際、「天がお前を生かしてくださっていることになぜ感謝しないのだ」というカリアッパ師の言葉によって、自己の大いなる過ちを悟ったのです。
このように、正しく人生を活きるためにはこのように考えたり、このような方法を実践すればいいよ、と具体的に、明確に提示いるところに、天風哲学の真髄があると私は感じています。僧侶や行者のような場合は別として、私たちは人の世の中を生きていかねばなりません。そして、まさに天風哲学と心身統一法は、日々の暮らしの中で実践するための教えなのです(もちろん、正しく、継続して行なうことが大前提ですが)。
私は、本書をはじめとする中村天風師の著作を読み、その教えを実践することで、それまでの自分の生き方がいかに誤ったものであったかを痛感しました。私は、自分の考えを押し付ける気は全くありません。ただ、考え方を少し変えるだけで人生が大きく変わること、そしてそのための一つの答えが本書の中にあることを、知っていただけたら幸いです。