紙の本
水の環境戦略 (岩波新書 新赤版)
著者 中西 準子 (著)
生きるために必須の水。55億の人がこの地球上で生き、なおかつ環境を保全するためには、水とどうつきあえばよいのか。つねに現実を動かす政策論を展開してきた水問題の第一人者が、...
水の環境戦略 (岩波新書 新赤版)
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商品説明
生きるために必須の水。55億の人がこの地球上で生き、なおかつ環境を保全するためには、水とどうつきあえばよいのか。つねに現実を動かす政策論を展開してきた水問題の第一人者が、長年の成果を初めて集大成し、さらに新しい提言をおこなう。水の安全とは何か。途上国の開発をどう保証するか。市民と行政におくる熱いメッセージ。【「TRC MARC」の商品解説】
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水道水を中心とした、水環境のあり方について独自の考えを示す
2001/03/01 10:38
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投稿者:橋本公太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
水道水を中心とした、水環境のあり方についての本。大変面白い。まず、日本は水は十分足りており、首都圏で水不足になるのは水利権が農業・工業用水のままで生活用水にフレキシブルに委譲されていないからと述べている。次に、水道水の環境リスクについて独自の考え方を示している。この考え方は、『環境リスク論』(中西準子、岩波新書、1994年) でさらに詳しく展開されている。最後に、水環境は水道水の安全だけでは不十分で、生態リスクも考えていかないといけないと述べている。これも、環境学専攻の必読書であろう。
環境学・この本を読めより