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紙の本
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の《精神》
著者 マックス・ウェーバー (著),梶山 力 (訳),安藤 英治 (編)
ウェーバーの難解な『倫理』論文の翻訳に初めて病躯を押して取り組んだ梶山力(かじやま・つとむ、1909-1941)は、戦前日本でウェーバー研究の礎石を据えた一人であった。い...
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の《精神》
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商品説明
ウェーバーの難解な『倫理』論文の翻訳に初めて病躯を押して取り組んだ梶山力(かじやま・つとむ、1909-1941)は、戦前日本でウェーバー研究の礎石を据えた一人であった。いま忘却の淵に沈まんとしている名訳の聞こえ高かかりし梶山訳を復活・復権する。この復活版では、大改定がなされた『倫理』論文の改定内容が立体的に把握できるよう工夫され、また「アメリカにおける教会とゼクテ」の翻訳も収録。ウェーバー研究者必携の書。【本の内容】
目次
- 編者まえがき
- 凡例
- プロテスタンティズムの倫理と資本主義の《精神》〔梶山力訳〕
- 訳者序文〔梶山力〕
- 訳者解説〔梶山力〕
- 一 原著の学問的位置
- 二 マックス・ウェーバーの思想
著者紹介
マックス・ウェーバー
- 略歴
- 〈ウェーバー〉1864年生まれ。ドイツの経済学者、社会学者。ハイデルベルク大学名誉教授。著書に「経済と社会」「世界宗教の経済論理」など多数。1920年没。
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これぞ、傑作ホラー
2000/12/14 20:52
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばいきんまん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書家なら、一度は名前を聞いたことのあるマックス・ウェーバー。代表作にも数えられるこの本、普通の人なら難しい本だと敬遠して、手に取ることもないでしょう。
実際、むずかしい(^_^;)。でも、我慢して読み進めていきなさい。すると最後には、ウェーバーがキングやクーンツといったホラー小説の大御所にひけをとらない「作品」を書いていることがわかるでしょう。
宗教改革の後、プロテイタントの神様がどれほど冷酷なまでに禁欲を強いたか。冷酷な神にご愛顧を得るために信者がどれだけ苦労したか。そんな神へ帰依の道が、どこをどう間違って、金儲けに精を出す「資本主義の精神」に変貌していったのか……。
怖いぞぉ……背筋が震えるぞぉ……ホラーは小説やマンガや映画だけにあるわけじゃないのだ。論文だって、立派なホラーになる。