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美学辞典
著者 佐々木 健一 (著)
思想家や芸術家たちによってくり返し問われてきた美と芸術をめぐる主題について、概念史をふまえつつ、現代美学の研究水準をさし示す。美、自然美、創造など25の主要な概念を通して...
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商品説明
思想家や芸術家たちによってくり返し問われてきた美と芸術をめぐる主題について、概念史をふまえつつ、現代美学の研究水準をさし示す。美、自然美、創造など25の主要な概念を通して、美学体系のすべてを一望できる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
佐々木 健一
- 略歴
- 〈佐々木健一〉1943年東京都生まれ。東京大学文学部フランス文学専修課程卒業。同大学院美学芸術学博士課程修了。現在、東京大学文学部教授。国際美学連盟副会長。著書に「せりふの構造」「演出の時代」他。
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美学をやる人なら
2001/02/21 22:37
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すべから - この投稿者のレビュー一覧を見る
いやー、学者とはこういう人のことをいうのだろうね。美学界を代表する佐々木健一が、普通ならば弟子筋かなんかを酷使して適当にまとめ上げてつくるような「辞典」を、なんとたった一人で書き下ろしているのだからすごい。しかも、自ら序文で語っているように、権威による天下り的な説明(通常、〜といわれている、とか、〜が通説である、とか)を嫌って、まるで初学者が初めて自らの論を主張するときのように、緻密に文献を挙げ、論理を組み立てている。その精神には頭を下げるばかりである。
そのため、この「辞典」によってみずからの論を立てることが可能になるであろう。参照元の文献を当たり、自ら考えることができるようになっている。美学をやる人は、是非読んでみたい本である。