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紙の本
館シリーズ5巻目
2018/11/30 19:57
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の人形館とは違って大掛かりなトリックを使った、クローズド・サークルもの。
一番怪しくない人が犯人という法則で犯人を予想したけど、どうしてもアリバイを崩せずにギブアップ。
回答篇での立て板に水の如くすらすらと暴かれる真実に、呆然とするしかなかった。
今までのシリーズでは一番の出来栄えじゃないかと思いました。
紙の本
綾辻の館シリーズを読んで
2001/09/08 21:00
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投稿者:まさとし - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初から犯人と思われる人物に注目して読んでいた。間違えなくコイツが犯人であると確信していた。綾辻のいつもパターンと思われた。しかし犯人当ては外れた。
十角館などから比べると非常に読みやすく、楽しい本である。700ページの量の多さを感じれず読むことが出来る。最終的に綾辻行人の作品では霧越邸殺人事件に尽きると思う。作品の内容や描写等でもっとも優れている思う。
紙の本
映像化希望!
2002/07/30 15:03
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投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る
「館シリーズ」は全10作の予定ですから、この作品が折り返しと
言ってもいいかもしれませんね。シリーズの5作目です。
今回は久々に江南君が登場します。オープニングは、大学を卒業し
就職した江南君が、久しぶりに島田さんに会うところから。なるほ
ど!の上手い設定で、久しぶりにふたりがコンビを組みます。今回
の館は鎌倉に建つ「時計館」。針のない大時計と幽霊が出るという
噂を持つお屋敷です。大学の心霊現象研究サークルと共に、雑誌の
取材で時計館を訪れた江南君は、また「惨劇の夜」に遭遇すること
になります。
この作品はラストシーンのために書かれたような気がします。その
くらい、ラストシーンは印象的。映像にしたら物凄いことになるよ
うな気がします。CGの技術が進歩した今なら出来ない話では、な
いよなあ…。どなたか映像化してくれないものですかね?その分、
トリックはちょっと強引なような気もしますが…。
しかし島田さんの登場シーンは、笑わせていただきました。本当に
「車運」が悪すぎます(笑)。モデルとされる人物も車運が悪いので
しょうか(笑)?本筋とは関係ないけどちょっと気になったりします。
紙の本
<時間>という幻想
2002/04/16 08:39
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投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
600ページにも及ぶ大長編・本格ミステリ。本書の舞台は「時計館」。108個もの時計が飾られているというその異様な建物のなかでの話。作者お得意のホラー趣味をたっぷり盛りこみながら、二つの視点から話が進むという館シリーズのパターンを踏襲しつつ、驚愕の大トリックが仕掛けられた大作。館シリーズの白眉とも言うべきこのトリックには、かなり驚く。でもそのトリックひとつで引っ張るにはちょっと長すぎたかな、と考える読者も多いと思う。しかしこれは解説の皆川博子のいうように、一種の幻想小説として読んでみてもいいかもしれない。謎(幻想)が暴かれ、真相が明かされたあとに、より大きな幻想が待ち受ける。それが綾辻作品の特長。本書では<時>という美しい幻想が、読者を圧倒する。そこでは僕たちが存在する日常の世界は破壊され、闇の幻想世界が果てしなく広がっている。いかにも綾辻行人らしい作品。もっともこの人の場合、どの作品も「綾辻行人らしい」って言われちゃうんだけど。シリーズの集大成的作品。
紙の本
館シリーズで一番好き
2002/07/06 11:32
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投稿者:みとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく長い。でも読み終わった後必ずもう一度読み直したくなるはず。自分の理解を超えた状況に陥ったとき、人は頭の中で何を考えるのだろう? 自分の正気を疑い、それでもなんとか辻褄を合わせようと必死に脳みそを回転させて…そして背後から忍び寄る殺人者に殺される…納得できないまま死んでしまった被害者が一番かわいそう。死んでも死にきれないよ。
紙の本
なるほど館か
2001/01/18 17:32
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投稿者:松内ききょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
確かに、十角館でのデビューはあまりにも衝撃的だった。ただ、トリックを明かされた瞬間の衝撃は、そのトリックのわかりやすさの点で、この作品の方が上をいくかもしれない。わかりやすい、というのは、面白くないとか、すぐネタがばれるということではもちろんない。おそらく子供の頃には、あるいは大人になってからこそ、誰も考えたこともあるに違いない話なのに、それなのに…。これはもう作者の技というしかないだろうし、「やられた」と潔くよく負けを認めるしかないだろう。
紙の本
非常に美しい
2016/02/19 20:31
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投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
動機、トリック、果ては登場人物の名前まで、
非常に美しい作品だと思います。
自分が一番好きな館シリーズです。
くれぐれも「迷路館の殺人」より先に読まないように!
紙の本
館シリーズで2番目に好き
2002/06/12 02:05
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投稿者:くにーた - この投稿者のレビュー一覧を見る
私自身、綾辻の館シリーズで二番目に好きな作品である(一番目はもちろん十角館)。
かなりの長編になると思うが、次々と事件が起こり、読者を飽きさせない。最後のトリックも大胆で、これはわからんだろう、という感じ。
幻想的な雰囲気も漂い、映画化むきの作品ではないでしょうか(ま、無理だけどね)。