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- カテゴリ:小学生
- 発売日:1995/06/15
- 出版社: のら書店
- サイズ:20cm/101p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-931129-65-X
紙の本
たいようのおなら 子どもの詩集
著者 灰谷 健次郎 (編),鹿島 和夫 (編),岸本 進一 (編),坪谷 令子 (編),東条 安希子 (編),長 新太 (絵)
たいようがおならをしたので/ちきゅうがふっとびました/月もふっとんだ/星もふっとんだ 子どもたちの飾らないことばとユーモア、やさしいまなざしがいっぱいの、豊かな感受性にあ...
たいようのおなら 子どもの詩集
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:17,270円(157pt)
- 発送可能日:購入できません
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商品説明
たいようがおならをしたので/ちきゅうがふっとびました/月もふっとんだ/星もふっとんだ 子どもたちの飾らないことばとユーモア、やさしいまなざしがいっぱいの、豊かな感受性にあふれた詩集。1980年刊の再刊。【「TRC MARC」の商品解説】
子どもたちの飾らないことばとユーモア、やさしいまなざしが感動的な詩集。〈解説・灰谷健次郎〉【商品解説】
著者紹介
灰谷 健次郎
- 略歴
- 〈灰谷健次郎〉1934年神戸市生まれ。大阪学芸大学卒業。児童文学作家。17年間小学校教諭を務めるかたわら児童詩誌『きりん』の編集に携わる。74年「兎の眼」でデビュー。著書多数。
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紙の本
奇跡のような詩集
2007/11/23 08:43
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「たいようのおなら」という詩を矢野顕子の歌で何十回も何百回も、もしかしたらそれ以上も聞いていたのは、もう二十数年前になるのだろうか。
書けない修士論文の下書きを、アパートの床の上に広げてすわりこんで(そりゃもう死ぬほど散らかった部屋であったから机に広げられなかったのである)、矢野顕子の魔法のような声に合わせて「なにもかもふっとんだー」とつぶやいていた。
当時は、この詩が灰谷健次郎と関係した作品であることなど、全く知らなかったし、知ろうともしなかった。たまたま買ったCDのなかに入っていた曲のなかの一つとして、詳しい背景を知らないままエンドレスで聞き続け、人生のフィルムのなかに刷り込まれたかけがえのない曲として、ずっとのこった。
そういう詩に、いきなり活字で「再会」し、実在していた小さな作者たちを見守る大人の言葉までが添えられているのを見た衝撃は、ちょっと簡単には語ることができない。「ここにあったんだ」という思いや、「ほんとうは、こうだったのか」という思い。さらに、いままで心のなかで歌ってきた詩たちのきょうだいとも言える、未知の作品の数々。自分のなかで築き上げてきた詩のイメージとのズレに対する違和感など、それこそ簡単に「ふっとんだ」。
矢野顕子のCDでは、「たいようのおなら」のほかにもいくつかの詩が歌われていた。そのなかの、孤独な少年と犬の歌は、いまでも、どんより曇った冬の午後などに、ふと思い出して心のなかで歌うことがある。
いぬ つかだ けんじ(六才)
ぼくはいぬがだいすきです
ぼくはいぬを
そとにでやしてあげます
ぼくはいぬと
あそんでやりました
ぼくはしとりぼち
ぼくのいぬがきました
いぬとぼくとあそびました
ぼくのいぬがきてよかったね (後略)
昔は自分の孤独に重ねていたかもしれないが、いまは、重い障害を持ち、言葉を持たずに生まれた自分の息子が、小さな妹を気遣いながら遊んでいる姿に重なる。
紙の本
純真
2015/01/29 22:28
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キラキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供たちならではの純真無垢な詩集を読んで、ものを真っ直ぐに見ていた自分の小さかった頃を思い出し、あの時に戻らなくてはと思いました。
紙の本
子供はすごい
2013/07/23 10:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キウイママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供はの目は濁りがない。
ありのまま、感じたままを素直に表現している。
邪心のない真綿のような心が言葉を紡いでいく。
子どもたちに灰谷 健次郎さんのような先生がたくさんいたら、もっといい日本に
なるのに。