- カテゴリ:一般
- 発行年月:1995.8
- 出版社: 幻冬舎
- サイズ:20cm/253p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-87728-062-6
読割 50
紙の本
思想家志願
著者 浅羽 通明 (著)
若者はなぜオウムにはまったのか? 日本人が戦争責任をあいまいにし続けるのはなぜか? どうして選挙の投票率はこんなに低いのか? 現代日本に投げかけられた諸問題を照射し、来る...
思想家志願
思想家志願
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
若者はなぜオウムにはまったのか? 日本人が戦争責任をあいまいにし続けるのはなぜか? どうして選挙の投票率はこんなに低いのか? 現代日本に投げかけられた諸問題を照射し、来るべき時代の生き残り戦略を説く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
浅羽 通明
- 略歴
- 〈浅羽通明〉1959年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。著書に「渋沢竜彦の時代」「ニセ学生マニュアル」など。
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
って、食べれるの
2001/09/07 09:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:REV - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、当時あった社会的な事件・事象について、著者の観点から語っているものです。例えば、オウムや自衛隊派遣など。
これらの事件の中で、知識人と呼ばれる人たちのどうしようもなさとかが見えたり、見えなかったりした。
思想をよく知っている、知識のある人たちが、どうしようもないことをいう。よく考えれば、困った事である。思想を知っていてもどうしようもないってことだから。
それに対して、著者は、それは思想・知が広い社会に行き渡らないで、仲間内・蛸壺のなかだけで流通しているから、そんなことになったんだ、と言っている面もある。
思想・知識・教養があれば、無い人よりも世の中の事を分かっている人間である、と考えてしまうかもしれないが、そうではない。
思想は、社会の役に立つ、もっと丁寧に書くと、社会の合理性・仕組みではどうしようもないときに、人に力を与え、なにかに動かすことができるかもしれないから、可能性があるのだ。
全編にわたり、そのような知のあり方を示してくれるものが本書である。