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陰翳礼讃 改版(中公文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 259件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1995.9
  • 出版社: 中央公論社
  • レーベル: 中公文庫
  • サイズ:16cm/213p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-202413-7
文庫

紙の本

陰翳礼讃 改版 (中公文庫)

著者 谷崎 潤一郎 (著)

陰翳礼讃 改版 (中公文庫)

税込 524 4pt

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みんなのレビュー259件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

暗いと美しいもの

2012/05/17 18:54

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽかぽか - この投稿者のレビュー一覧を見る

お歯黒は暗闇で見るから幽美、羊羹は暗闇で食べるから甘みが広がる、漆器は暗闇に映えるよう作られているなど、日本人が明かりを手に入れて失った感覚について書かれていてハッとさせられることばかりであった。今でも明かりを消せば確かめられることもあるから、本を読むだけでなく実際にやってみて日本人ならではの感覚を呼び覚ましてみたい。

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紙の本

日本の美意識を再確認。

2012/01/23 21:48

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumasa - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦前の日本文化について、こんなに実感を持って触れられた本は初めてです。教科書などで学んでいた歴史をなんとなく遠く感じていた自分としては、身近な感じがしてきました。

闇の話や、女性美、マナーの問題、厠(お手洗い)の話と、作者の鋭い視点で過去を懐かしみ、その場にいるような語り口で伝えてくれます。

震災以降、便利すぎた世の中を考え直していた時期に、過去をみつめるいい機会を得ました。

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紙の本

闇の美しさを求めたくなる

2016/03/23 20:43

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

生まれた時から電気のある生活しか知らないから、光と影の美しさを、特に影、陰、闇に潜む美しさの賛美を読んだときの衝撃はすごかった。電気に頼り、電気がないと生活するのが難しい現代人ではあるけれど、でも、なんかすっごい損してるわーと思ったのも事実。わたしも、闇の中に仄かに浮かぶ漆器で食事してみたい。その器が備えている真の美しさを感じてみたい。食事ひとつとってもとても優雅だ。厠に静謐さ、趣き、風雅を求めた日本人もいいな。単なるご不浄ではなく精神統一やリラックスの場所だったんだ。陰翳礼讚に習い、拙宅とても暗いですw

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紙の本

日本文化

2015/05/29 17:26

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bellbellmare - この投稿者のレビュー一覧を見る

読んで字のごとく日本の文化は陰の要素が沢山あるということを述べられています。今まで言葉では説明できなかった、日本と言うのは・・・・・と言うことについて少し語れるような気がします。

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紙の本

こだわり炸裂

2016/08/26 23:01

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

谷崎氏の作品といえば、しっとりとした質感や空気感が伝わってくるような耽美的な世界観が魅力的ですが、本書はそんな質感や空気感へのこだわりを随所に感じるエッセイ・評論です。

木や肌の質感に対するこだわり、室内の暗さへのこだわり、旅で得られる安らぎへのこだわり、トイレに対するこだわりなどなど、40年以上経っても色褪せない文章を楽しめました。

文豪とはいえ、堅苦しくなくて普通に面白い文章でした(笑)

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紙の本

日本美

2001/04/07 00:18

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:55555 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 陰翳礼讃、まさに題名の通りである。
 谷崎潤一郎は言う。
 西洋の明晰さを好む嗜好を具現化したような陶器の食器よりも、自分は日本の漆で出来た食器のような暈かされた陰翳の美を好むと。
 この本には谷崎潤一郎の美に対する考えが詰まっている。

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紙の本

大谷崎の鋭い分析

2001/09/10 23:53

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 なんと今まで一冊も谷崎氏の本を読んだことがないにも関わらず、なぜか私の中で谷崎氏の作品がどろどろしてて読みにくそうという認識があり、小説ではなくエッセイめいた本作を選んだ次第です。

 この本の中にはタイトルの「陰翳礼賛」を含め6つの作品が収録されていますが、一貫して感じるのは谷崎氏の様々なことに対する新鮮な切り口と、私の「どろどろイメージ」を覆す理路整然とした文章です。 「大谷崎」と賞されるにはやはり筆力も必要なんですね(当たり前ですが)。

 特に「陰翳礼賛」での、日本人の肌・食べ物などは明かりの少ない場面で最も映えるという記述には、常々「なんでこんなに日本映画は暗いんだろう」と思っていた私にとって、なるほどーという感じでした。 ちゃんと日本映画の監督さんたちも心得ているんですね。

 また「懶惰の説」で東洋人は「物臭さ」「億劫がり」であると述べています。 私は日本人・中国人などアジアの人達の方が勤勉であると思っていましたが、読んでみると確かに東洋人には怠惰な面もあるのだ(特に衛生的にというのを私は強く感じましたが)、と思います。
 実際そういう側面は私達東洋人の生活・考え方に深く関わっているものでもあるのですから、怠惰な側面を「排除すべきなこと」と一概にはくくれないとも感じました。

 この本に収録されている作品は、西洋と東洋との文化の違いや実際の生活においてどのように影響されているかを改めて知ることができる作品ばかりです。 世相の鋭い分析もさることながら、特に西洋がいいとも東洋がいいとも言わない著者の姿勢、聡明さは素晴らしいと思います。

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2004/09/23 00:26

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2006/01/20 20:20

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2004/10/18 20:05

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2014/08/04 22:58

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2004/11/06 13:44

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2005/03/07 21:22

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2007/04/18 22:43

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2005/04/25 09:31

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