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チビクロ・パーティ
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 4件
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  • カテゴリ:小学生 中学生
  • 発売日:1995/10/01
  • 出版社: ほるぷ出版
  • サイズ:19cm/1冊
  • 利用対象:小学生 中学生
  • ISBN:4-593-59216-X
絵本

紙の本

チビクロ・パーティ (DAYAN’S COLLECTION BOOKS)

著者 池田 あきこ (著)

今年は年に1度のかげのおまつり。ダヤンのかげのチップも、月の光をあびて自由に動きはじめました。チップは「チビクロ・パーティ」に参加して、生まれてはじめて味わう自由に有頂天...

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チビクロ・パーティ (DAYAN’S COLLECTION BOOKS)

税込 1,100 10pt

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紙の本
セット商品

ダヤンのコレクションブック part1 7巻セット

  • 税込価格:7,70070pt
  • 発送可能日:購入できません

ダヤンのコレクションブック 12巻セット

  • 税込価格:13,200120pt
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商品説明

今年は年に1度のかげのおまつり。ダヤンのかげのチップも、月の光をあびて自由に動きはじめました。チップは「チビクロ・パーティ」に参加して、生まれてはじめて味わう自由に有頂天になりました。新装改訂版。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

池田 あきこ

略歴
〈池田あきこ〉1950年東京都生まれ。青山学院女子短期大学卒業後、革小物のデザイン、制作を始める。83年東京自由が丘に直営店をオープン。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

光と影のダンス

2010/07/07 11:00

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書とは、というよりも、このダヤンの影とは、不思議な出会い方をしている。

私はダヤン自体とも出会ったのが去年の9月と、実は極々最近である。

しかも、そのときはサイト上の壁紙にいるところを見ただけだったから
ダヤンという名前を知らなかったのだ。

ダヤンをダヤンと認識したいきさつについては、『ダヤンと銀の道』のところに記したが、
11月に図書館で表紙見せで置かれていた『ダヤンから256のおめでとう』と目が合った瞬間だった。

11月から12月にかけて、ダヤンの長編ファンタジーの世界全7巻を読んだ。

キャラクターグッズや絵が主流の不思議なお話やショートストーリーだけだったら、
私はダヤンにはそれほど興味を持たなかったかもしれない。

ダヤンはキャラクターが先に立ち、あとからファンタジー世界ができたのだが、
このファンタジー世界があったからこそ私はダヤンに惹かれたのだと思う。

このあたりはダヤンのファンでも異なるようで、お話よりもキャラクターが好きとか、
初期の頃のもっと目つきが悪かった頃が好きなど、
ファンでもいろいろな方がいることをネット上のおしゃべりで知った。

私は、ファンタジー世界でダヤンのイメージを作り、
1本の全体を貫くストーリーがあれば、それで十分幸せになれるというタイプなので、
ショートストーリー集的なコレクションブックにはそれほど興味はなかった。

読んだのは、ダヤンのコレクションブックpart1の『ダヤンのたんじょうび』のみだった。

ダヤンのインプットはこんな感じで行われたので、
ショップで黒いダヤンのグッズを見たときも、
黒をカラーのバージョンのひとつとして捉えて、
勝手に「まっくろダヤン」と呼んでいたくらいだった。

これが「ダヤンの影」であり、「チップ」という名を持つことを知らなかったのである。

不思議なことに、ダヤンについては、先に姿を見てあとから名前を知ることが多い。

さらに、この『チビクロ・パーティ』についてはおもしろいことが続く。

実は洋書に先に出会っているのだ。

ある本屋で偶然猫本フェアをやっているのに出会ったのだが、
その本屋は和書も洋書も隔てなくおいているところだったので、
ダヤンのコレクションブックのうち3冊の英訳本がまとめて置かれていたのだ。

歩き出そうとしているダヤンの後ろにびよーんと伸びている真っ黒い影。

影はダヤンに覆いかぶさろうとしているかのようだ。

ダヤンは気付かない。

この表紙に惹かれて、"Chibikuro Party"を手にしたのだった。

日本語が先にあって英訳された本は、
英語が先にあって日本語が後に来るのとはまた違った味わいがあると思うが、
今回は、それはまた別の話ということにして、
ストーリー自体について追ってみることにする。

ダヤンの物語では、月が象徴的に使われることが多いように思う。

今回も月が紡いだ光の糸の束をタシルの街へ投げおろし、
その光が動物たちの影を生き返らせることで物語は始まる。

ダヤンの影も目を覚ます。

眠っているダヤンのベッドの下で黒々と広がり形を創っていこうとする影。

目を覚ましたダヤンが、自分とそっくりのまっくろいねこが窓じきいの上に
座っているのを見つけたときの本当にびっくりした表情は、
私が見てきた長編ファンタジーのダヤンとは異なるもののように思え、
それだけでとても新鮮だった。

今夜は年に一度の影のお祭り。

今宵は影は主から離れて自由に過ごせるのだ。

ダヤンは影を見て「ずいぶんでぶだね」と言い放つのだが、
つまりはダヤンも立派なでぶねこってことだ。

影のお祭りに興味しんしんのダヤン。

この好奇心旺盛さは、彼を不思議の世界に巻き込む要素の一つ。

そして、はたと立ち止まる。

「きみのことを、なんてよぼう」。

影は、ダヤンから離れて独立した時に、もうダヤンではなくなっている。

ダヤンから見える対象となっているのだから。

そんな難しいことをダヤンは考えているわけではないのだが、
彼はいつも本能的なところで本質をつかみ、答えにたどり着くようなところがある。

単に名前がないと不便だということで生じた疑問だったようだが、
この瞬間からダヤンの影は「チップ」と呼ばれることになる。

名前をもらったチップは大喜び。

「ぼくに名前ができた。ぼく、名前をもらったぞ」って、
とんぼがえりをうっちゃうくらいに。

そうだよね。

キミは生まれたんだもん。

うれしいさ!

「チビクロ・パーティ」は、11匹のリスの影が口々に言っていた言葉。

どうやらこのお祭りは、「チビクロ・パーティ」というらしい。

チップは、生まれてはじめて、自分で食べたり飲んだり歌ったりする楽しさを味わうのだ。

生まれて、肉体を持って、自分で何かすることの楽しさ。

影たちが表現するのはそんな世界であり、喜びだ。

そんなとき、この自由を一日だけではなくて、ずっと自由に暮らせたらいい、
誰かの影ってことではなく、と言い出す者が現れる。

夜が明けないうちに逃げ出して、朝までにサンドを越えれば自由になれるのだと。

それを聞いていたダヤンは、このままではみんなが影なしになると
街のみんなに知らせようとまずはジタンのところに向かうのだった。

ダヤンはこの誘惑の真の意図を知らなかったのだが、ジタンはそれを見抜く。

影と実体が最後に分かり合うのは、言葉ではなく音楽、そして共にダンスを踊ること。

本書は、考えるよりも感じて楽しむファンタジックな世界なのだけど、
相互理解って言葉だけですることではないよなぁなんて妙に納得してしまったのだった。

『ダヤンから256のおめでとう』と図書館で目が合って、
ダヤンをダヤンと知った日は、
ちょうと自分の誕生日の頃で、
勝手にダヤンに祝われたような気分でいる。

だから、お返しとしてダヤンの誕生日である
7月7日11時に本書評を投稿しようと思う。

ダヤン、お誕生日おめでとう。

出会ってから名前を知らなかった時期も含めて約10か月、
キミのおかげで読書ライフに新たな彩ができて、感謝してるよ。

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紙の本

影のお祭り

2002/07/31 10:36

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:霞(kasumi) - この投稿者のレビュー一覧を見る

わちフィールドではどんな物にも
平等に命が与えられているみたいですね。
影のお祭りって一体どんなものなのでしょうか?
どれも真っ黒の人たちばかりなので、
イメージ的にはちょっと暗いような気がするのですが…
そしてもっと気になるのは影がなかったら
一体どうなってしまうのか。
悪い悪魔にさらわれようとしている影たちを
ダヤンたちは必死になって連れ戻します。
もし影がそのまま悪魔に連れ去られ、
魔王にこき使われてしまったら、
ダヤンたちの命もどんどん吸い取られることになるのかしら?
と、ちょっとそんな想像をしてしまいました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

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2007/06/01 14:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/07/11 16:52

投稿元:ブクログ

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