サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

好評につき延長!2020年版カレンダー全品ポイント5倍キャンペーン(~11/30)

本の通販ストア OP 3%OFFクーポン(1115-17)

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

塩壷の匙(新潮文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4 18件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1995/10/27
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/310p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-138511-4
文庫

紙の本

塩壷の匙 (新潮文庫)

著者 車谷 長吉 (著)

【三島由紀夫賞(第6回)】【芸術選奨文部大臣新人賞(第43回)】【「TRC MARC」の商品解説】

もっと見る

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

収録作品一覧

なんまんだあ絵 7-22
白桃 23-38
愚か者 39-50

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー18件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (6件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

中勘助の『銀の匙』を思い浮かべてしまう題名ですが、全然違います。あしからず。

2011/01/30 00:08

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶにゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 車谷長吉全集全三巻が上梓されたというのをやや遅ればせながら知ったのは昨年の秋。この反時代的毒虫もいよいよ自分の全集を出版するまでに至ったのかと、なんだか感慨深げな心情にとらわれた自分に驚きもした。この作家から遠ざかって久しい年月が過ぎている。嫌いになったわけではない。かたくなに自分を追いつめ、鋭利な刃物で人を突き刺すというよりは鈍器で相手を殴り倒すような案配の作家の文章は、生命の琴線に触れる味わいがあり、僕の心に深く染みた。文学にとって大切なのは、語られた内容ではなく、語るための言葉であり、言葉を生かすために産み出された文体なのだと、この作家の文章に触れるたびに思ったものだ。
   
 しかし、多く人は、文学に対して言葉そのものではなく、言葉の指し示す意味、その意味で構築される内容をこそ重要視する。それはそれで間違っていないであろうし、むしろそれが普通の受けとめ方なのだろう。昨今の映画やテレビドラマなどが、オリジナル脚本ではなく小説や漫画など表現形式を異にする作品に原作を持つものが多いのは、映画を作る側もそして観る側も、語られた内容、構築されたストーリーしか小説作品に求めていないからだ。だから、小説を原作にした映画は往々にして、つまらない。映画の存在意義を、映画自身が壊しているかのようである。もちろん、それは意図した破壊ではなく、ガン細胞が身体を浸食していくように、知らず知らずに自身が蝕まれていく消極的破壊である。

 車谷はそんな消極的破壊を拒絶した。彼は私小説作家となって「わたくし」に対する積極的破壊を遂行する。文学を文学として、文学でなければできない表現の手段として、彼は内容より言葉を選んだ。文体を選んだ。作家にとって文体とは思想であり、生きざまである。だが、一個人の秘すべきことや恥の部分を暴いてしまう「私小説」は、作家以外の当事者にとっては忌み嫌うべき文学である。巷に散乱するゴシップと文学の違いは、表現者が文体を持っているかどうかにあると僕は考えているが、自分や身内の恥ずべき部分を人前に晒されてしまった当人にあっては、文学とゴシップのあいだに、何らへだたりを見つけることはないのである。それもまた当然なことなので、文学などクソ食らえ、と怒り出すほうがまともな反応であろう。

 身内に激怒された最初の作品集が、この『鹽壺の匙』である。今回再読してみて、改めてまた、そしてひさしぶりに、文学らしい文学に触れたような気がしてこころが騒いだ。このところ、若い作家たちのミステリーばかり読んでいたもので、きっと、こころが、なにか別なものをを渇望していたのだろう。

 作品集の「あとがき」の一部を引用する。
 
「詩や小説を書くことは救済の装置であると同時に、一つの悪である。ことにも私小説をひさぐことは、いわば女が春をひさぐに似たことであって、私はこの二十年余の間、ここに録した文章を書きながら、心にあるむごさを感じ続けてきた。併しにも拘らず書きつづけて来たのは、書くことが私にはただ一つの救いであったからである。凡て生前の遺稿として書いた。書くことはまた一つの狂気である。」

 ここに、この作家の覚悟が現れている。
 例え、世の中を混乱に陥れ周りの人間を傷つけるようなことがあろうとも、
 自分は書きつづけるのだ、と。
 反時代的毒虫として、
 悪の華を、
 ひそやかに咲かせながら。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

私小説のこわさ

2002/06/30 15:19

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大島なえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『塩壷の匙』は、車谷長吉の名前が大きく知られた最初の小説と云って良いと思う。自ら、その二十年間の小説を書いてきたことの遺稿と呼んだ。もちろん、まだ生きている。
表題作をはじめ何篇かの小説が収められた本書は、まさに車谷氏のそれまでの人生そのものの
ように思えて仕方がない。その殆どが暴露的とも思われる家族の、ひた隠しにしてきた秘密の
ことが描かれる。例えば、若くして首吊り自殺をした叔父の、ゴム草履をはいたままの足の先が
因業な曽祖父の、すぐ背中に見えていること。
今や、私小説をかける最後の書き手となりつつある作者の原点とも遺書ともとれる一冊だろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/11/02 17:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/06/18 00:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/02/09 20:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/01/08 07:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/09/14 23:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/03/10 09:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/01/13 19:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/11/04 22:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2018/06/13 15:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/02/26 10:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/05/29 22:37

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/09/14 04:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/11/09 14:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。