「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
夜ごと地獄の庁に座す魔性の男、小野篁と篁の異母妹。ふたりの恋の忘れ形見である小野小町。平安京の闇に葬られた小町の悲恋とは? 呪われた一族の血とは? 「東京魔方陣」の著者による伝奇小説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
加門 七海
- 略歴
- 〈加門七海〉東京都生まれ。多摩美術大学大学院卒業後、美術館で学芸員として勤務、その後「人丸調伏令」で小説家としてデビュー。その他の著書に「平将門は神になれたか」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
闇が深い。
2017/06/06 18:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
加門七海さんの描く世界はどれも闇の深さ昏さが際立つ。
「篁物語」に「卒塔婆小町」「深草少将」「伊勢物語」……。
これでもかと重ねられた物語空間がいっそう怪しくおどろおどろしさと哀しさを深めている。
史実的には小町は篁の孫にあたるらしいが、そんなことはどうでもよくなってくる。
紙の本
小野小町の悲恋譚
2002/07/03 22:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TAIRA - この投稿者のレビュー一覧を見る
冥界の臣を勤めていたと言われる小野篁と、絶世の美女とうたわれたその娘、小野小町の物語。
小野小町が、篁の呪力により蘇ったくぐつという奇抜な設定だが、そんなに構えなくともすんなり読める。嘘くささは、あまり感じられない。古典的な文章や表現が効果的に使われており、この古の物語には合っている。私はこのような表現方法が気に入っているのだが、反対に読みにくいと思う読者もいるかもしれない。