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罪深き誘惑のマンボ (角川文庫)
貧乏白人ハップとゲイの黒人レナードの二人組が失踪した黒人女性弁護士を探しにテキサス州のKKKに支配された町に乗り込む。アメリカ南部の雰囲気と人種差別の実態をリアルに描くサ...
罪深き誘惑のマンボ (角川文庫)
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商品説明
貧乏白人ハップとゲイの黒人レナードの二人組が失踪した黒人女性弁護士を探しにテキサス州のKKKに支配された町に乗り込む。アメリカ南部の雰囲気と人種差別の実態をリアルに描くサスペンス。【商品解説】
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マッチョのゲイと親友に
2001/11/07 22:27
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投稿者:かわうそ亭 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストレートとゲイの二人組というと、アレックス・デラウェアを主人公にしたケラーマンのシリーズ作品の二番煎じのようだが、あっちが西海岸のスノッブな知的エリートのオハナシならば、こっちはテキサス東部の泥臭い物語である。ストレートの方が白人、ゲイの方が黒人で、共通点はまあふたりが時代おくれのマッチョであることをむしろ誇っていることだろうか。
この二人が、60年代の公民権法さえ頭上を通過したような町に行って、行方不明の黒人の美人弁護士を探しだすと、KKKは出てくるわ、集団リンチは起こるわの大騒動。
下品このうえないセックスやら、人種差別やらの会話が全編にみなぎる。もっとも、そういう見かけとは裏はらに小説作法の骨格は意外にしっかりしている。
登場人物のなかではヘルニヤで睾丸腫れ上がらせた警察署長が出色。この人物を知るだけでも読む価値ありかな。