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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 27件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1996/09/12
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま学芸文庫
  • サイズ:15cm/478p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-480-08296-4
文庫

紙の本

ハマータウンの野郎ども (ちくま学芸文庫)

著者 ポール・ウィリス (著),熊沢 誠 (訳),山田 潤 (訳)

70年代イギリス、落ちこぼれとされる“野郎ども”の反抗は、逆説的に格差を再生産してしまう――彼らひとりひとりの生の声を聞き取り、教育・労働・階級社会の構造を分析。社会の前...

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ハマータウンの野郎ども (ちくま学芸文庫)

税込 1,595 14pt

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商品説明

70年代イギリス、落ちこぼれとされる“野郎ども”の反抗は、逆説的に格差を再生産してしまう――彼らひとりひとりの生の声を聞き取り、教育・労働・階級社会の構造を分析。社会の前で個人の意思は無力なのか? それとも、すべては自己責任なのか? 社会学の必読書。【商品解説】

目次

  • 【目次】序章 「落ちこぼれ」の文化第1章 対抗文化の諸相第2章 対抗文化の重層構造第3章 教室から工場へ第4章 洞察の光第5章 制約の影第6章 イデオロギーの役割第7章 文化と再生産の理論のために第8章 月曜の朝の憂鬱と希望

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評価内訳

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紙の本

アメリカの貧困と下層市民、そこでの教育・社会状況などがよくわかる良書!

2016/03/20 10:31

9人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、教育先進国と言われるアメリカの若者たちを描いた作品ですが、特に、貧困地域の、どちらかというと下層市民の社会、教育状況を描いた希少な作品です。実は、これこそがアメリカ社会そのものという声もあるほど、この作品で描かれる社会や若者はアメリカの大多数を代表する、いわば一般のアメリカの姿と言えるでしょう。この作品を読むことで、これまでの我が国がもっているアメリカ崇拝主義や、偏った美見方を再考させてくれることでしょう。

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紙の本

ヤンキー文化よ永遠なれ

2022/04/22 22:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hachiroeto - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書のテーマは「反学校文化」、日本で言えば「ヤンキー文化」だ。学校では教師に反抗し、授業をサボり、仲間とつるんで悪さをし、卒業するとガテン系の仕事に就く連中、といえばイメージしやすいだろう。

実際、本書が描いているのは1970年代のイギリスなのだが、現代日本のヤンキーとの類似性は驚くほどだ。違うのは、イギリスでは人種差別の問題が大きく登場することと、「女の不良」がほとんど出てこないこと。ハマータウンの不良はなぜか全員男であって、女性は彼らにとってセックスの対象でしかないようなのだ。実際にそうなのか、著者があえてネグっているのかは定かではない。

それはともかく、本書が面白いのは、「野郎ども」への膨大なインタビューをもとに、学校での反学校文化を、本書でいう「手労働」の文化との連続性の中で捉え直していることだ。成績の向上や教師からの評価に反発する彼らのメンタリティは、立身出世や高給への反発にそのままつながっている。彼らにとってはそれよりも、男らしさやその場の楽しみを追い求めるほうが重要なのだ。

そんなのはけしからん、誰もが出世や成功を追い求めるべきだ、と思われるだろうか。確かに、学校は「そう言う場所」である。だが、それが問題なのだ。著者の言葉を引用しよう。

「教育の理念的な枠組みに縛られた学校では、少数者だけが個人的に成功できる条件を全員が従うべき条件として提示する。それで全員が成功するわけではないという矛盾はけっして明らかにされないし、優等生のための処方箋を劣等生が懸命にこなそうとしても無効であるかもしれないことについては、学校は押し黙っている。ひたむきな学習、辛抱強さ、順応、そしてそれらの立派な等価物として知識を受容すること、これが全員に要求されつづけるのだ」(p.313)

「野郎ども」は、かなり早い段階でこの欺瞞を見抜いている。おそらくその理由のひとつは、彼ら自身の親が同じ規範、同じ経験をしているからだろう。そうでないにしても、彼らにとって、教師の言うことをおとなしく聞いて勉強している連中はバカそのものなのである。「野郎ども」は、それよりも別の価値観、たとえば「いっぱしの男であること」のほうが大事なのだ。

そうした指摘を行う一方で、本書は、そうやって自ら低賃金の単純肉体労働を選ぶ彼らこそが、資本主義社会の底辺を支えていることを見落とさない。教師への反抗はしても、彼らは組合闘争や労働運動にはめったに流れない(それは意識の高い優等生がやることだ)。だから「反学校の文化」は、実は経営者にとってはたいへん都合の良い存在なのである。

というわけで本書は、ヤンキーたちの反学校文化を糸口に、学校と教育の本質、さらには資本主義と階級社会の本質に迫る、充実した一冊。後半の分析部分はやや難しいが、「野郎ども」への聞き取りだけでも、読むとたいへん面白い。洋の東西を問わず、ヤンキー文化は不滅なのである。

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2004/11/09 18:32

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