- カテゴリ:小学生
- 発行年月:1996.10
- 出版社: 偕成社
- サイズ:25×27cm/35p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-03-437410-1
紙の本
木の実とともだち みつける・たべる・つくる
秋。山や野原や川原には、いろいろな実がなっている。赤い実、青い実、ドングリ…。動物たちといっしょに木の実を採って、観察したり、食べたり、遊んだり…。お話と図鑑がいっしょに...
木の実とともだち みつける・たべる・つくる
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商品説明
秋。山や野原や川原には、いろいろな実がなっている。赤い実、青い実、ドングリ…。動物たちといっしょに木の実を採って、観察したり、食べたり、遊んだり…。お話と図鑑がいっしょになった絵本。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
額縁の絵本
2017/03/25 13:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一口に木の実と言っても種類が豊富で、絵がとても色とりどりあでやかで、絵画のよう。見慣れたものから、全く知らない木の実があり、この絵本を持って散歩に行って見つける楽しみもある。
紙の本
どんぐりも他の木の実も沢山遊べる図鑑系絵本
2005/03/09 14:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yumikoit - この投稿者のレビュー一覧を見る
長男は以前、同じシリーズで「きのこはともだち」や「イチゴはともだち」も読んでいたせいか、大喜びでこの絵本も手に取った。
これもかわいらしいカントリー調の表紙。でも中身はしっかり科学系の絵本だったりする。
森や山、野原で木の実を集める。クマさんやリスさんと一緒に木の実を集める女の子。
赤い実、黒い実や青い実。毒のある実や食べられる実。
くるみ、どんぐり。へぇ。どんぐりにも食べられる実ってあるんだね。
なになに…水にさらしてアク抜きして…へぇ。
トチの実、は確かトチ餅とか食べたことがあったね。長男に話しかけるとにっこり。
ついでにジャムや木の実の入ったパンケーキの作り方なども書いてある。
どんぐりで作るお人形の作り方や、ツルで編むかごの作り方も。
カゴなんて、売ってるのしか見たことないもんねぇ。
図鑑系絵本の好きな長男は、裏表紙の見開きの部分を見て
「もうひとつ、読んでないのがあるよぉ」
と大騒ぎ。ふむ。「海辺とともだち」か。1号、これも読みたがるな。見つけたらすぐに手に取りそう。
>>>飼主日記-Yumikoit!?
紙の本
よく知られていない毒のある実、木の実を使ったお菓子のレシピ、どんぐりで作るおもちゃなど、お話仕立ての図鑑で秋の山の楽しみにプラス1。
2001/11/16 10:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る
『冒険図鑑』『自然図鑑』などのロングセラーで知られるナチュラリスト(ちょっと不思議な言い方だけど)松岡達英氏と、エロール・ル・カインのように繊細で意匠が美しい絵を描く下田智美さんとのコンビによる<しぜんとともだちになろう>シリーズは、季節の児童書の定番として、書店でも図書館でも定着してきた感がある。ほかに『海辺のともだち』と『イチゴとともだち』が出ていたが、この2001年秋には『きのことともだち』が加わった。最初の1冊めがこの『木の実とともだち』で、この本の評判がよかったからシリーズ化が企画されたのだと思う。
『海辺とともだち』の感想文でも触れたけれど、レイアウトに工夫があったとしても、すみからすみまで生き物や植物などの写真やスペックでびっしりの典型的な図鑑とは、私はどうも深い関係が結べない。分からないものがあったときに調べるだけという感じになってしまう。もっとも、子どもには<物語型>と<図鑑型>というタイプがあるらしく、明らかに後者に属す我が息子は、眠る直前まで、木の皮の裏側にうじゃうじゃ隠れている冬場のてんとう虫だの、蝶を食べているカマキリだの、居並ぶ蛾の紋様に見入っている。好きなら仕方ないのだが、本音は「おえっ、それ持ってあっち行け」である。その点、この図鑑のシリーズは、女の子が森の動物たちと木の実をさがしに出かけるというお話仕立てで、ファンタジックな絵がはさまれていたりして、寝る前に眺めると夢見がよくなりそうである。
もっとも、この木の実の本では図鑑部分は正味10ページ。小鳥や動物たちが食べる赤い実、同じく青や黒の実、どんぐりと総称されるブナ科の木の実、その他の実、そして毒のある実が見開きごとに描かれている。赤い実だけでこんなに種類があるのかと感心したり、実がつくころには葉はこのように色が変わっているわけねと気づかされたり、毒きのこはよく聞くけれど、実にも毒があるものがあるわけかと教えられたりする。ヒヨドリジョウゴの実などは、運動中枢や呼吸のまひから死に至るぐらい毒を含んでいるということ。赤いからちょっと試しに口に含んでみる…なんて好奇心が大変な過失につながるわけだ。スズランの実も強心剤に使われる劇薬だとは…。
図鑑ページ以外の情報としては、「木の実のジャム」「木の実いり寒天」「木の実のパンケーキ」のレシピが面白い。調理にふさわしい木の実をさがすのに、素人ではものすごい時間がかかりそうだけれど…。稲作が伝わっていなかった縄文人たちが、ごはんの代りに木の実をすりつぶして作っていた団子やクッキーのことも出ている。
どんぐりの<こま><やじろべえ>や人形の作り方に、実がなるつる植物のつるを使ったリースやかごの作り方もある。
丹念に描かれた絵を眺めているだけでも心弾む。